まずは、とってもつまらない私事から、・・・・・
昨日、散髪に行きました。いつも行く店がいっぱいだったので、別の店に行きました。話好きのマスターから、「かなり薄くなってるから・・・」という話を散々聞かされた後で、おばちゃんが仕上げをしてくれます。いい感じですべてが終わって、料金を払おうとレジへ向かうと、おばちゃんが「お年はいくつですか?」と尋ねてきます。「なんで?」と思いつつ正直に「58歳です(本当はもう少しは57歳なのですが・・・)」と答えると、「はい」みたいな感じ。「なぜ年齢を聞いたの?」と思いながら外に出て、看板を見たら、その店の料金体系が書いてあります。「高校生1500円、中学生1000円」とあるので、「まさか高校生かと疑われた?」とか思いつつ(本当は思ってませんよ)、もう少しよく見てみると、ありました、「65歳以上1600円」!・・・・ってことは、「65歳以下かどうかを確認した」ということです。おばちゃん、やるなぁ!
・・・と、私が思うのは、このおばちゃんは「念には念を入れての確認をしている」ということで、で(そうじゃなくて、「当たり前に思ったのだろう」という話は聞かないことにします)、そういう姿勢はとても大事なことだと思います。
このつまらない話を書いたのは、昨日のNHKテレビ「クローズアップ現代」で、大飯原発の「活断層」問題での検討状況を聞いたからです。
「大飯原発の下に活断層があるかもしれない」ということの上で、その調査を、当時の原子力保安院が、まずは当事者の関西電力に対して「指示」をした、ということだったので、「そんなこと直接の当事者に聞いてもなぁ」と思ってたら案の定関西電力は「活断層ではありません。地滑りです。」という「調査結果」をあげてるみたいです。それが、今の原子力規制委員会で、「やはり活断層のおそれは否定できないのではないか」ということで、あらためて検討している、ということなので、床屋のおばちゃんにならって、「少しでも疑わしいところがあればしっかりと確認」ということをしていただきたいな、と思いました。