大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

いよいよ投票ーアメリカ大統領選挙

2012-11-06 06:24:15 | インポート

いよいよアメリカの大統領選挙です。アメリカはもちろん、世界の今後10年間のあり方を決めるような重大な選択、ということになるのかもしれません。

アメリカの大統領選挙については、いろいろとおかしいな、と思うところもあります。金にあかしてのネガティヴ・キャンペーンとか、「選挙人」制度とか、よくわからないところが結構ありますね。・・・でも、やっぱり、すごいですよね。少なくとも「民主主義の一つのあり方」であるのは、確かでしょう。

4年間をかけて「大統領」に相応しい人物を選別して行く、というプロセス自体が大事なんでしょう。そこで残った候補が自分の指示する候補ではなかったとしても、まぁ諦めがつきますよね。

そこに行くと、日本で「大統領的」と言われる東京都知事選挙は、任期の半分以上を残して職を投げ出してしまう無責任老人が出て来ると、わずか50日の間に次の「大統領」を選ばなければならなくなってしまいます。それも、まだ具体的な候補者の名前が出ているわけではないので、「50日」からどんどんと短かくなってしまいそうです。そんなことで適性が正しく評価しうるはずはなくて、言わば「いちかばちか」の博打的選択にしかならないでしょう。結果への「満足度」も、全く違うように思えます。

「民主主義の成熟度」の違いなのかもしれませんが、そんな現状を嘆いていても仕方ありません。日本でも「近いうち」の総選挙や、諸々の民主的手続きの中で、「成熟」へ向けて歩を進めていくしかないのだろうな。