
ストーリーは前作の続きで、芥川賞をめざして頑張る茶川(吉岡)と、恋人を巡っての隣近所の暖かい声援にほろりとさせられる。近くの映画館で、楽しい一時だった。
僕にオダギリジョー、オカンは樹木希林、恋人に松たか子。昭和33年、東京タワーが建てられた頃、小倉の田舎で母に育てられた僕が、東京の大学を卒業、母を引き取って癌で亡くすまでの物語。
前半は一寸ダレ気味だったが、後半良くなって最後はジワーと来る。あの頃の田舎の佇まいや台所の様子が懐かしい。
800年も前に一大帝国を築いた”ジンギス・ハーン”の物語(原作は、森村誠一「地果て海尽きるまで 小説ジンギス汗」 ハルキ文庫)の映画化。
ジンギス・ハーンを反町隆史、その妻に菊川怜、母親役を若村麻由美が演じ、熱演だ。監督は、「男たちの大和」の澤井信一郎。当時のモンゴルは、各部族間の抗争が激しく、それを知略・勇気で統一していくハーンの苦悩がよく描かれている。そして、雄大なモンゴルの大平原での戦闘シーンは、圧倒的な迫力だ。いい映画を観た。
YAHOO映画によると、4カ月にわたるオール・モンゴルロケで、モンゴル軍兵士5000名や、エキストラ2万7000人を動員して撮影したという。
「一分-いちぶん-」というのは、最近聞き慣れない言葉。そこで、辞書(新明解国語辞典-三省堂-)で調べたら、「一人前の存在として傷つけられてはならない、最小限の威厳」とある。
殿の毒味役で失明した木村拓哉演じる「武士」が、その美しい「妻」(壇 れい)を上司(板東三津五郎)に寝取られる。そこから、「武士の一分」に関わることとなる。
二人とも免許皆伝の剣の腕前、命を懸けた果たし合いで、「武士の一分」を護る彼の姿は、清々しい。結果はここに書かない方がいいとおもうので、ここまで。
胸にジーンとくる物語。キムタクが真に迫っている、仲間役の笹野高史の一寸とぼけた感じがいい。緒形 拳、小林念持、桃井かおりなど。
原作は前二作(「たそがれ清兵衛」、「『隠し剣』鬼の爪」)と同様、藤沢周平。平日なのに、ほぼ満員の観客に驚いた。
題名・出演者は上の写真左チラシのとおり、場所は新橋演舞場。写真右は、開演前の様子。3階の一番安い席(2.520円)からのもの。これはS席の五分の一ほどの値段。それでも充分楽しめた。
時は、明治維新を前にした日向(現宮崎県)の国の大名(勘三郎)と奥方(直美)を中心とした、笑いとペーソスに満ちた喜劇。嫡子に恵まれない殿様、隣国薩摩の圧力、大政奉還等々時代に翻弄された人々を情緒たっぷりに演じている。
殿様夫婦は勿論だが、奥方の媒酌人の大村崑の飄々とした演技がとてもいい。楽しい一時を過ごせた。
絵看板と、入り口の表示
一面鏡張りの舞台(開演前なので、客席が写っている)と帰路を急ぐ観客
演目は、シェクスピアの「コリオレイナス」、場所は、さいたま芸術劇場。’98年にスタートした蜷川シェクスピアの第16弾目の公演(これで、13公演を観たことになる)。
これは、シェクスピアが書いたローマ史劇の最終になる第5作目だという。ローマの将軍(唐沢寿明-ケイアス・マーシアス-後のコリオレイナス)は、数々の武勲から執政官に押されるが、傲岸な態度が反感を買い、追放される。敵将(勝村政信-オーフィーディアス-)の元に身を寄せ、ローマを包囲する。
が、母親(白石加世子)と妻の説得にあい、ついに和睦を決意。だが、オーフィーディアスらの反感を買い殺害される。唐沢の熱演、白石の鬼気迫る母親、親友の執政官(瑳川哲朗)の演技が素晴らしい。
そして、何時に変わらぬ蜷川の「和風」の衣装と舞台がこれを盛り上げている。久しぶりに蜷川ワールドを堪能した一日だった。
補助席を入れるほどの盛況だった。なお、最初の写真にある「恋の骨折り損」は、3月公演予定で、既に席を確保してあるので、楽しみ(^O^)
4月には、本場ロンドンで公演予定だという。世界の蜷川、素晴らしい(~o~)!(^^)!
新年初日の舞台は、昨年(坂田籐十郎襲名披露)に続いて2回目。
新春を寿ぐ松竹梅の舞(梅玉、橋の助、歌昇、信二郎、魁春、孝太郎ほか)、近松門左衛門作「俊寛」が演じられ、絶海の孤島鬼海ケ島に流された俊寛(吉右衛門)の友を思う気持ちに涙し、その後、お馴染み「勧進帳」の弁慶(幸四郎)の忠誠心に感涙した一日だった。
歌舞伎座のあの狭い椅子には閉口だが、楽しい一日だった。
相変わらずのスーサンとハマチャンのコンビに笑わされる。とても楽しめた。
退職者の再雇用とか、廃校のデイケアーセンターへの建て替えなど、現代的課題も盛り込まれている。そして、能登の輪島塗の作業工程や風景も楽しい。
谷崎潤一郎原作、増村保造監督、若尾文子、岸田今日子、船越英二の出演作品だ。女性の複雑な愛憎を見事に描いていて、感動した。 多分30数年前の作品だと思うが、素晴らしい出来だ。
PCで無料で、観たもの。あのライブドアー事件で名を馳せた「ゆうせん」のサイト(http://www.gyao.jp/cinema/)だが、映画を始めニュース、音楽、ドキュメント等々何でも無料で楽しめるというのが凄い。
この間はグーグルアース・マップで驚いたが、今度はこれに驚かされた。