水曜日はスポーツクラブも休みということで、ゆっくり出来る日だ。そこで、先日(21日)読んだコナリーの本にでてくる、アートペッパーを聞きたくなって古いレコードプレーヤーを動かしてみた。
20年振りということもあってか、最初は言うことをきかない。あっちこっち弄くっている内に、何とか作動するようになった。レコード・プレーヤーもスピーカー、アンプに至るまで、30年選手に近い。動いたのは、たいしたものだ。
そこで、目当ての「ART PEPER LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」(3枚組)をかけた。これが、素晴らしい。音場が豊かに広がる。
そして、大好きなMJQのラスト・コンサートのアルバム(2枚組)、もう、至福の一時。MJQは、同じ曲のCDも持っているのだが、このレコードの方が臨場感、あるいは音の豊かさというのだろうか、一段上という感じ。
「改革」という言葉の虚ろな響きが、実感されるような最近の世情。「昔は良かったナー」という懐古趣味も満更ではないと、一人ほくそ笑んだ一日だった。