mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

今月の纏め

2009-01-31 13:51:36 | 毎年の月間まとめ
  私のホームページを訪れた人 255人 でした。感謝です。

絵画教室 3 回  スポーツクラブ 4 回  森林公園10㎞ウオーキング 2 回  

観劇 1 回    映画 1 回  七福神巡り 1 回  読書 8 冊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯浅 誠 著 「反貧困-『すべり台社会』からの脱出」 岩波新書 を読んだ

2009-01-28 17:19:27 | 読書


2006年には生活保護受給世帯が107万世帯、他に500万世帯前後が生活困窮者でこの保護制度から漏れていると推測される、という(28頁)。
同じ年の調査で、年収200万円以下の低所得層が1、022万人もいるという。

雇用、社会保険、公的扶助のセーフティネットから漏れた人たちをどう助けていったらよいか、また、よりよい制度のためにはどうすればいいのかが問題となる。
貧困の問題は、もっと真剣に政府が取り組まなくてはいけない(この問題解決無くしては、社会の活力が失われる)課題だが、一つ一つ行動して、仲間を集め、場所を作り、声を上げていこう、というのが著者の実践していること(「NPOもやい」と「反貧困ネットワーク」)であるし、呼びかけでもある。

重い内容の本だ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浅田次郎 著 「沙高楼奇譚 草原からの使者」 徳間文庫 を読んだ

2009-01-28 09:31:10 | 読書


本書は、短編小説の名手による4編からなる。数年前に「沙高楼奇譚」と題した短編集が出ているので、第2集ということか。青山の沙高楼に集まった功成り名遂げた人たちによる、秘密の話という体裁を採っている。百物語や、アラビアンナイトの物語に体裁は似ているといえる。

表題作は名馬の出るレースと馬主の相続物語、他に、アメリカの退役軍人の物語(星条旗よ永遠なり)、首相立候補に絡む物語(宰相の器)などで、肩の凝らない楽しい読み物だ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、森林公園11.9㎞ウオーキングを楽しんだ

2009-01-27 19:27:50 | 武蔵丘陵森林公園


桜園の菜の花、ミツバチも活躍、2-3分咲きの八重寒紅(2枚)、シナマンサク、福寿草、紅撫子という福寿草、オオイヌノフグリ

14日に続いて今年2回目の森林公園。寒い時期とあってか、行き交う人も殆どいない。それでも季節は進んで、早咲きの梅は花を開き初め、そこはかとない香りが漂う。穏やかな日和で、楽しいウオーキングになった。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R・D・ウィングフィールド 著 芹澤 恵 訳 「クリスマスのフロスト」 創元推理文庫 を読んだ

2009-01-25 09:46:28 | 読書


よれよれのレインコートにえび茶色のマフラー、きわどい冗談を連発、服務規程は守らず、書類仕事が大嫌いで直感捜査に一路邁進してへまの連続だが、愛されている我がフロスト警部物語の第一弾(1994年第一版で、2005年に34版を重ねる)。

少女の行方不明、32年ぶりに発掘された殺人死体、警察長殿の甥っ子を部下にへまの連続だが、一件落着までいったのは良いが、頭に銃弾を受けて生死の境をさまよう終盤。
後は次ぎ(フロスト日和、夜のフロスト)のお楽しみ。

500頁余も、あっという間に読み終わってしまった。楽しいキャラだ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、シェクスピア劇を楽しんだ

2009-01-21 19:45:46 | 映画・観劇


さい劇での、蜷川シェクスピア第21弾となる「冬物語」だ。シェクスピアには珍しい大ロマンス劇で、結末は大団円というのが気持ちいい。

シチリア王(唐沢寿明)は、幼友達であるボヘミア王(横田栄司)への妻(田中裕子)の不義を疑って投獄の上、生まれた第2子は遺棄を命じ、捨てられたその子はボヘミアの羊飼いに育てられる。
長じたその姫はボヘミア王子と恋仲になり、シチリア王とボヘミア王立ち会いの下、結婚の運びになる。そこに、亡くなったと思われていたシチリア王妃も生還が確認され、揃ってめでたしめでたしと結末を迎える。

悲劇も良いが、これはこれでとても楽しめた。シチリア貴族の妻を演じた藤田弓子が好演。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トーマス・H・クック 著 佐藤和彦 訳 「闇をつかむ男」 文春文庫 を読んだ

2009-01-20 11:36:23 | 読書


犯罪ノンフィクション作家のキンリーが、故郷の小さな街での殺人事件の調査。自分の出生の秘密までもが暴かれる結末に唖然。楽しめた。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10ヶ月ぶりに油絵が仕上がった

2009-01-19 20:31:00 | 油絵


昨年4月から教室で描いていたのが、やっと仕上がった(F50号)。

「古びた船明かりのある静物」と題して、4月の美術展に出品しようと思っている。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海堂 尊 著 「ナイチンゲールの沈黙」 上・下 宝島社文庫 を読んだ

2009-01-17 10:29:39 | 読書


「チーム・バチスタの栄光」の続編。東城大学病院入院患者の親の殺人を巡るミステリー。
まあ、面白いといえるが、最近の日本のミステリーの傾向かもしれないが、筋書きの面白さだけという感じで、満足感がない。

私の好きなトーマス・H・クック(緋色など)、ジョン・ダニング(古書店主シリーズ)、R・D・ウィングフィールド(フロスト・シリーズ)などは、人物や状況が丁寧に書き込まれていて、読んでいてとても楽しい。

自分の好みに合う本に出会うのは、なかなか難しい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、森林公園10㎞ウオーキングを楽しんだ

2009-01-14 19:26:28 | 武蔵丘陵森林公園
今年初めての森林公園だ。去年は、ここを21回歩いた。今年は、これを超えられるだろうか。
暖かく、歩くと汗ばむほどの日和りに恵まれた。期待してた梅と福寿草が少し咲いていたので、満足。


     

木漏れ日の中を行く、迎えてくれた花々
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R・D・ウィングフィールド 著 芹澤 恵 訳 「フロスト 気質」 上・下 創元推理文庫 を読んだ

2009-01-13 10:12:59 | 読書


イギリスの田舎町デントン警察署に勤める名物警部フロスト、よれよれの洋服にマフラー、手にはたばこ、書類仕事と署長が大嫌い、でも、手柄は同僚にくれてやるおおらかさ。

勝ち気な女性部長刑事を従えての直感操作が度々の挫折にもめげず、解決に向けて一直線。とても楽しい読み物だ。シリーズ4作目の大作(上・下で900ページほど)だが、第1と3作目が未読なので、読みたくなった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、映画「釣りバカ日誌19」を観た

2009-01-12 14:54:21 | 映画・観劇


鈴木建設の社員旅行で、別府温泉へ。浜ちゃん(西田敏行)の同僚と職員課の女の子(常盤貴子)との結婚物語。
今風の話題の派遣社員の問題とかも織り込まれていたりする。2時間はあっという間に過ぎ、楽しいひとときだった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜庭一樹 著 「私の男」 文藝春秋社 刊 を読んだ。

2009-01-08 19:24:37 | 読書


え、何でこんなのが直木賞?と、いうのが正直な感想。
まあ、賞の主催が同社なので、それもありか…営業政策ということか。

批評するほどのこともないが、気になった点を二つ。
一つは、実の父娘と思われる設定で、9歳から父娘相姦関係で、二人とも罪の意識がないこと。
二つ目は構成の問題だが、時制が遡って書かれているので、興趣が削がれること。

ということか。これほど読んで不愉快になった小説はは、あまりない。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、谷中七福神巡りを楽しんだ

2009-01-07 16:05:42 | 七福神巡り


赤が歩いたコース(実際は迷ったりして、このとおりではない)で、青で囲ったのが七福神のある寺

田端駅を10時半にでて、最初の東覚寺(福禄寿)から各寺を巡り、上野の不忍池にある弁天堂についたのが14時半。晴れて穏やかな日に恵まれ、楽しめた。このコースは2005年の正月以来だが、田端駅舎が綺麗になったこと、この前に比べ人出が少ない感じが気になった。そのせいでもないが、2回ほど道に迷った。



弁天堂で買い求めた縁起の宝船、各寺の御朱印



東覚寺と福禄寿、修性院と布袋尊

 

長安寺近くにある松寿庵の七福神そば(とても美味しかった)、その近くにある江東区立朝倉彫塑館に立ち寄って、文夫氏の素晴らしい作品(建物、中庭、彫刻)を堪能した



護国院と大黒天

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海堂 尊 著 「螺鈿迷宮」 角川文庫 を読んだ

2009-01-03 15:39:25 | 読書


終末医療を巡るミステリー。ベストセラーになった「バチスタの栄光」の作者で、厚生省の役人や、東城大学病院が出てくるのも同じパターン。
後期高齢者医療など国の弱者切り捨て政策に対する批判も随所にあり、考えさせられる。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする