思案中のT氏
20年ほど遠ざかっていた囲碁を、楽しめるようになった。その端緒となったのは、何時も行っているスポーツクラブでのこと。エアロビクスで会話を交わすようになったT氏が、囲碁をやっているということからだ。2ヶ月ほど前のことだ。それ以来、彼が毎週水曜日の午後やってきて、2局打っていく。
氏曰く、初心者とのことだが、どうしてどうして立派な中級者という感じだ。当方は20年ぶりのこととて、思うようには行かないが、その楽しさを少しづつ思い出してきた。成績は勝ったり負けたりと、楽しむには丁度いいかなといったところ。しかし彼は研究熱心なので、間もなく数子は置かされるようになりそうだ。
その彼から、ネット碁(日本棋院幽玄の間)について教えて貰い、こんな世界があったかと驚いた次第。月会費2100円で会員になると、何時でも誰とでもパソコンで囲碁が楽しめる。
下は25級から、上はプロ棋士8段くらいまでいる。勿論プロに打って貰うには指導料(2100円)が要るが、望めば可能だ。そして、今開催中の名人戦の鑑賞もできる。
私は、25級から始めて、今は19級。彼は、13級ということだ。
ネットの世界は、物理的距離は関係ないので、世界各地の人と楽しめるのもいい。暇つぶしにはもってこいだと思っている。とはいっても、有段者を目指す人にもお薦めだ。棋院発行の免状を貰える(多分有料)道もあるようだ。
ネット碁の段・級位は、町の碁会所に比べると相当レベルが高そうな感じだ(私の昔の経験からなので、断定は出来ない)。
もう一つ、彼から教えて貰った”iTunes”のソフトが素晴らしい。手持ちのCDを片っ端からHDに取り込め(軽いのがいい)、シーク音もなく再生、その上、自由に組合せ再生できる優れもの。流石SE、PCに造詣が深い。彼には教えられることが多い。