mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

今月の纏め

2009-05-31 15:09:12 | 毎年の月間まとめ
      私のホームページを訪れた人 188人 でした。感謝です。


絵画教室 6 回  スポーツクラブ 10 回   ゴルフ 3 回

ハイキング 1 回  草木染め 1回  読書 7 冊  その他 1 (絵画教室作品展当番)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半田 滋 著 「戦地派遣-変わる自衛隊」 岩波新書 を読んだ

2009-05-29 20:58:39 | 読書


国土防衛を旨とする自衛隊は、イラクへの派遣、インド洋上での海上補給、イラクでの空輸活動などを通じ、今やアメリカ軍と一体の関係になった様が、まざまざと記述されている。政治家は、派遣が実行されれば、後は知らんぷりで現地では隊員が苦労の末に実績を上げると共に力を付け、何時か来た道に進むかもしれない心配も出てきている。

知らぬは国民ばかり、と、ならぬように祈るばかりだ。本書を読むと、暗澹たる気持ちになる。多くの人に読んでもらいたいものだ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「暴走する検察」 別冊宝島編集部編 宝島SUGOI文庫 を読んだ

2009-05-28 16:36:14 | 読書


検察組織を守るための内部事件のもみ消し、痴漢冤罪事件多発の検察の無能ぶり、裏金疑惑の隠蔽のための大阪高検公安部長の別件逮捕、自身の出世のための証言のでっち上げなど…、検察組織・検察官の呆れた実体を告発している。

これを読むと法治国家なのか疑問さえ感じ、背筋が寒くなってくる。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の庭の花

2009-05-27 10:12:59 | その他種々雑多


碇草(3/19撮影)、エビネ(4/19撮影)、雪の下(5/12日にに撮影)、野蒜の花(5/23日に撮影)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、ノーザン上毛ゴルフ場で楽しんだ

2009-05-26 20:40:02 | ゴルフ
 

アプローチ練習場と後ろにクラブハウス、9番ホール

快晴で暖かく、殆ど無風の絶好の天候。そして芝の状態も最高の条件だったが、問題はスコアー。何と102(55/47)も打ってしまった、が、妻は何時も通り白マークから106なのでまずまず。ショットはよかったが、アプローチのミスが多発(反省)。でも。楽しい一日だった。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海堂 尊 著 「極北クレーマー」 朝日新聞社 を読んだ

2009-05-25 09:19:10 | 読書


今中医師は、大学医局から北海道の極北市市民病院に非常勤医師として赴任した。地域医療の中心病院だが赤字体質の上、病院の体制もずさん。彼の努力もあって徐々によくなっていくが、市自体がいわば倒産、財政再建団体になってしまう。

病院の再建に乗り込んできた世羅は、地域医療の崩壊は「官主導の改革の真の目的は、自らの失政の目くらましに過ぎない」と喝破し、再建に取り組む意欲を滔々と述べてインタビューに応じる。そして、今中も大学への呼び戻しも断り、この病院の再建に希望を託す。

例によって、厚生省の姫宮医務官が疾風のように登場するが、不自然だしシリーズの一巻だという以外の意味は無さそうに思う。

小泉内閣主導の小さな政府、大学の研修医制度の変更の弊害が地域医療に及ぼした弊害を訴えている小説か。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、ノーザン赤城でゴルフを楽しんだ

2009-05-19 22:04:57 | ゴルフ
 

南コース1番からのホテルと9番ホールのグリーン

薄曇りで無風、気温も丁度よく絶好の日和に恵まれた。コースの状態も素晴らしい。
スコアーは96(51/45)、妻は103とまずまずだった。楽しい一日を過ごせた。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐藤 優 著 「獄中記」 岩波現代文庫 を読んだ

2009-05-16 15:07:01 | 読書


著者は、1985年ノンキャリア専門職員として外務省へ入省。出身は同志社大学神学部、同大学院神学研究科修了している。
1988年~95年まで在露日本大使館に勤務し、旧ソ連の政界・経済界・学界などに幅広い人脈をつくった(以上、ウィキベディアによる)。

その彼が、2002年5月14日に背任容疑、7月に偽計業務妨害容疑で逮捕され、512日間東京拘置所の独房で暮らした。
本書は、その間の読書と思索、弁護人などへの書簡、拘置所の生活などを記したもの。

その間に、250冊の学術書(多くは神学・哲学・経済・辞書・語学)を読み、原稿用紙5千枚、大学ノート62冊のメモを作成し、それを母体に本書が誕生した。

彼が偉いのはこればかりではなく、取調べの西村検事を「実に尊敬に値する敵(461頁)」と評価し、出所二日前の10月7日には担当の看守に宛てた礼状(忠実な仕事ぶりと、人間としての心の温かさを賞賛している)をしたためている(451頁)。

自身の容疑については、所定の手続きを踏んでやっているので、当然無罪である。本件は国策捜査で、小泉内閣・田中外相の登場によるパラダイムの転換による犠牲者(鈴木宗男衆議院議員も)だ、という主張のようだ。

2005年2月に東京地裁で執行猶予つき有罪判決(懲役2年6ヶ月 執行猶予4年)が出され、高裁へ控訴も棄却され、最高裁に上告中。

北方領土問題の解決に向けて外交活動をしてきた著者だけに、その解決方法についての数々の方策がとても勉強になる。そして、真の学者とはこういう人のことをいうのか、というのが、とてもよく分かった。


本書の岩波文庫版あとがき(519-599頁、2009年3月19日脱稿)の中で、小沢氏公設秘書逮捕問題に触れ、国策捜査の要件を欠くのでこれは、小沢氏のいうような国策捜査ではなく、
自らが真実正義に忠実な青年検察官のきれいな社会をつくろうとする欲望に支えられた「世直し」であるから、その行き着く先の状況を懸念している(536頁)、とある。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、錦が原ゴルフ場で楽しんだ

2009-05-13 19:59:07 | ゴルフ
スタート時は雨がぱらぱら降って、それが止んだら風が強い一日だった。でも暖かかったので、風もそれほど苦にはならなかった。
同行の男性二人は初対面だったが、直ぐうち解け楽しく過ごせた。

スコアーは振るわず、102(50/52)、妻も110くらいだった。
平日にもかかわらず、凄い混雑に驚いた。

写真は、カメラの電池が消耗してしまっていて、一枚も撮れなくて残念。 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と紅花の間引きと、草木染めを楽しんだ

2009-05-10 16:48:23 | 草木染め
一ヶ月半ほど前に蒔いた、紅花の間引きをした。
その後、私は藤の煮汁でランチョンマット、妻達は薄荷の煮汁で絹のスカーフ染めを楽しんだ。

今日は30度を超すほどの暑さで、畑では汗ビッショリになった。


   

紅花を間引いたところ、綿のランチョンマットを染めている、絹のスカーフを染める、出来上がり(左が妻、右が私)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と、妙義山ハイキングを楽しんだ

2009-05-09 20:29:22 | ハイキング


登山口の桜の里駐車場からの妙義山



第4石門からの眺め

   

鎖場を行く

 

新緑の中を行く

登山口を9時50分に出発して、妙義山中間道(関東ふれあいの道)から途中で下りて、戻ってきたのが13時50分だった。歩行時間約3時間で、距離は4.1㎞だった。花が少なかったが、新緑が目にしみ、ウグイスのさえずりを聞きながらの楽しいハイキングだった。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トーマス・H・クック 著 「石のささやき」 村松 潔 訳 文春文庫 を読んだ

2009-05-06 20:58:47 | 読書


ダイアナ・シアーズは息子ジェイソンが事故死したことに疑いを持ち、夫のマーク・リーガン(生化学者)の仕業と思いこみ離婚。ダイアナの弟で弁護士のディヴィットは、祖父・父の精神の病(妄想型統合失調症)が姉に遺伝しているのではないかと、姉の妄想を阻止しようとするが、自分まで巻き込まれて悲劇的な結末を迎える。

著者の新作(2007年初出)で好きな作家のひとりだが、初期の「緋色の記憶」「死の記憶」「心の砕ける音」などの家族の悲劇に比べ、一寸難解な物語という感じがする。所々に刑事ピートリーの調書らしき文が挿入されている体裁も分かりにくい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵画教室作品展の当番

2009-05-04 21:14:32 | 絵画展
 

私が通っている、内田絵画教室の第22回作品展が、熊谷市のYデパート・ギャラリーで開催(4/30-5/5)。当番で、午後行ってきた。

作品点数50数点、今日は15.30までの入場者数90人余だった。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

T・ジェファーソン・パーカー 著 「嵐を走る者」 七搦理美子 訳 ハヤカワ文庫 を読んだ

2009-05-03 09:44:14 | 読書


元保安官補のマット・ストロームソーとマフィアのボスになったマイク・タバレスは高校のマーチングバンドの仲間だった。
卒業後皮肉にも、二人は敵同士になり、ストロームは愛する妻ハリーと息子のビリーをタバレスの仕掛けた爆薬で失い、自分も瀕死の重傷を負う。

その後、天気予報キャスターのフランキー・ハットフィールドの護衛をするが、またまたタバレスに狙われ、対決の場面を迎える。

二度のアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した作者の第14番目に当たる最新作で、ハッとフィールドの研究している人工降雨装置と、ロスの水道電気局との対立を搦め、面白い読み物になっている。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹信三恵子 著 「ルポ 雇用劣化不況」 岩波新書 を読んだ

2009-05-01 11:44:08 | 読書


昨年末、派遣切りで食・住を失った人達を、ユニオンなどの労組・反貧困ネットワーク・弁護士などが実行委員会を立ち上げ、日比谷公園に派遣村を設置し、1月5日には500人にも達した。
厚労省も講堂を開放せざるをえないほどだったのは、つい先日のことだ。

アメリカのサブプライムローンに端を発した不況で、09年三月までに12万人もの人が職を失った。その多くが派遣社員だ。
本書では、その実体を丹念にルポしている。

そして、デンマークや欧州の状況についても、現地に行って担当者に会いルポしている。比較すると、日本の余りにもお粗末な政策に呆れると共に、是非これからの政策に役立てて欲しい事柄が一杯だ。

これを読むと、これからの日本の状況がとても心配になる。
経営者は、会社の利益と株主への配当を重視し、労働者は使い捨てで、いわゆるワーキングプアーの量産が現実の姿。
労働分配率を上げて、安心して働ける社会にならなければ消費も伸びない。

構造改革を推し進めた小泉改革の弊害が随所に出てきている。
政治は、大胆な見直しを進めて、安心して住める社会を築いて欲しいと思う。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする