mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

2月の纏め

2011-02-28 20:22:48 | 毎年の月間まとめ
私のホームページを訪れた人 90人 でした。感謝です。

絵画教室 4回  スポーツクラブ 1回  読書 6冊  

森林公園 1回  美術展 1回  その他5(病院、運転免許更新など)

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マイクル・コナリー著 古沢嘉通訳 「ブラック・ハート」 上・下 扶桑社ミステリー文庫 を読んだ

2011-02-24 20:02:39 | 読書


ボッシュ刑事シリーズ第三作目。彼がハリウッド署に左遷される基となった「ドールメイカー連続殺人事件」の犯人の妻が、民事訴訟を起こして陪審裁判の様子が主題となって、上巻の半分はこの様子が詳細に描かれているが、一寸冗長(日本ではなじみがない…)に感じられる。

しかし、これを契機に模倣犯がいたのではということから局面はめまぐるしく展開して面白い。何時ものように、真逆と思われる人が犯人に…。そして、前作で亡くなった同僚ムーアの奥さんとの愛の物語も花を添えている。解説で吉野仁氏が「90年代を代表するハードボイルド」といっているが、同感だ。

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妻と、森林公園12㎞ウオーキングを楽しんだ

2011-02-22 19:41:52 | 武蔵丘陵森林公園


今年初めて、森林公園を歩いてきた。暖かくて春の陽気。梅も福寿草も丁度見頃という感じだった。
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マイクル・コナリー著 古沢嘉通訳 「ブラック・アイス」 扶桑社ミステリー を読んだ

2011-02-21 10:29:17 | 読書


ボッシュ・シリーズの2作目。

表題のブラック・アイスとは、メキシコで作られている麻薬(ヘロインとコカイン、PCPをあわせて立方体に固めたもの-103頁-)のことで、これを巡り同僚の刑事が自殺したことに疑問を抱いたボッシュが、単身メキシコに渡り当局と協力して意外な結末(大どんでん返し)を迎えるという物語。

500頁を超える大作だが、面白くて飽きさせない。
アメリカのクリントン元大統領もこのシリーズを愛読しているという(あとがき)。

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マイクル・コナリー著 古沢嘉通訳 「ナイトホークス」 上・下 扶桑社ミステリー を読んだ

2011-02-15 09:55:49 | 読書


原題は”ThE BLACK ECHO”で、これはベトナム戦争の時、ベトコンが掘った地下トンネル内で響いたアメリカ兵士達に聞こえた音をいう。

この物語は、戦争終結後帰還した兵士達や亡命したベトナム人達のその後の生き様が底流にあって、帰還兵であるロサンジェルス市警のボッシュ刑事が、偶々目にした不審死した人の捜査に携わったことから銀行強盗の犯人を突きとめるまでの、人間模様が主題になっている。とても面白いミステリーで、シリーズ第一作目(この文庫、1992年発行)だという。あとが楽しみ。

なお、日本語の題(ナイトホークス)は、エドワード・ホッパーのポスター「夜更かしをする人達」によるという。これは、ボッシュが一緒に捜査に当たったFBI特別捜査官(女性)エレノア・ウィッシュの家に懸けてあった絵でもある。

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第20回六朝会展を観てきた

2011-02-13 09:29:43 | 絵画展


東京銀座の藤屋画廊

毎年この時期に開催されている、絵の先生のグループ展を観てきた。
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エジプトで、ムバラク体制崩壊

2011-02-12 02:52:28 | 旅行


偶々訪れていたエジプト(2011/01/18-28)で、25日から始まったムバラク大統領辞任要求のデモが勢いを増し、ついに昨夜辞任に追い込まれた。
ブルジョワに属すると思われる私たちのガイド女性(カイロ大学文学部日本語学科卒)も、私の「ムバラクさんは30年も大統領というのは凄い」という言葉に対して、「一寸長い」と、言っていたのが気になっていた。長い統治で貧富の格差が増大して爆発したようだ。近隣の同様の諸国の動向も気になる。

報道によると、特定の指導者はいないで、ネットでの呼びかけがこうした結果になったという。凄いことだ。

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小沢昭一・永六輔 「色の道 商売往来-平身傾聴 裏 街道戦後史-」 ちくま文庫

2011-02-11 09:56:02 | 読書




戦後、裏街道風俗でうごめく当事者達に小沢が絶妙な語り口でインタビュー。それに、永がコメントしている。初出は1972年で、敗戦から32年目のこと。
混乱の時代、みんなが必死で生きるためにもがいていた時期、こんな生き方もあったのかと感慨深い。貴重な証言集と言っていい。

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ジェフリー・ディバー 著 池田真紀子 訳 「ロードサイド・クロス」 文藝春秋社刊 を読んだ

2011-02-08 20:23:39 | 読書


同じ著者によるリンカーン・ライムシリーズ第7作目の「ウオッチメーカー」)(2011/01/14読)にゲスト捜査員として参加したキネシスクの専門家(人のボディイランゲージや言葉の選択、声の抑揚を分析する科学-本書あとがき-から)であるキャサリーン・ダンスが、捜査の中心となってネット上での中傷に端を発した相次ぐ殺人事件を解決する。

彼女自身も母親の安楽死疑惑、子供を抱えての生活と恋心に悩んだり、著者得意の何回ものどんでん返しがあったりと、大作(A5、2段組で499頁)にもかかわらず飽きさせない。楽しめた。

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上原 浩 「純米酒を極める」 光文社知恵の森文庫 を読んだ

2011-02-03 14:27:37 | その他種々雑多


著者は、戦中戦後の緊急避難として始まったアルコール添加の酒は、本当の日本酒ではないという。
私も日本酒の成分に醸造用アルコール添加とあるのを胡散臭く思い、ここ数年は純米酒を愛飲してきた。この本を読むと、その純米酒でも造りによっていろいろ差があるのが分かる。

長年醸造試験場で日本酒造りの指導に当たってきた著者だけに、日本酒に対する思いがひしひしと伝わってくる好著だ。
早速ネットで、この本にある純米酒を取り寄せた。香り・味ともふくよかで何ともいえず美味い。量を飲む訳ではないので、多少高くても本物の味を楽しみたいものだ。

コメント (1)
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