絵看板と、入り口の表示
一面鏡張りの舞台(開演前なので、客席が写っている)と帰路を急ぐ観客
演目は、シェクスピアの「コリオレイナス」、場所は、さいたま芸術劇場。’98年にスタートした蜷川シェクスピアの第16弾目の公演(これで、13公演を観たことになる)。
これは、シェクスピアが書いたローマ史劇の最終になる第5作目だという。ローマの将軍(唐沢寿明-ケイアス・マーシアス-後のコリオレイナス)は、数々の武勲から執政官に押されるが、傲岸な態度が反感を買い、追放される。敵将(勝村政信-オーフィーディアス-)の元に身を寄せ、ローマを包囲する。
が、母親(白石加世子)と妻の説得にあい、ついに和睦を決意。だが、オーフィーディアスらの反感を買い殺害される。唐沢の熱演、白石の鬼気迫る母親、親友の執政官(瑳川哲朗)の演技が素晴らしい。
そして、何時に変わらぬ蜷川の「和風」の衣装と舞台がこれを盛り上げている。久しぶりに蜷川ワールドを堪能した一日だった。
補助席を入れるほどの盛況だった。なお、最初の写真にある「恋の骨折り損」は、3月公演予定で、既に席を確保してあるので、楽しみ(^O^)
4月には、本場ロンドンで公演予定だという。世界の蜷川、素晴らしい(~o~)!(^^)!
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