裁判官の爆笑お言葉集 価格:¥ 756(税込) 発売日:2007-03 |
“爆笑” なので、
ふざけた本かなぁ・・・と思ったのですが、
まったくそんなことはありませんでした。
むしろ “感動的”でした。
この本を書いた方は、長嶺超輝さんという方で
弁護士をめざしていましたが、7回の不合格を重ねて断念。
(現在は、ライター業の合間をぬって裁判傍聴に通う日々。)
この本で紹介されている言葉は、
どちらかといえば「ひと言多い」裁判官によって語られた言葉です。
誰かを裁く前に、「自分は何者なのか」を明らかにしている裁判官が
著者は好きなのだそうです。
100近い “裁判官のお言葉” が紹介されていましたが、
一気に読んでしまいました。
(涙した言葉もたくさんありました。)
●君には能力がある。
このままでは巨大な悪を行わないか心配だ。
自分がしたことをよく考えなさい。
●仕事が忙しいのはあたりまえでしょう。
そんな言い訳が通ると思っているのか。
●交通事故裁判での、被害者の命の重みは、
駅前で配られるポケットティッシュのように軽い。
遺族の悲嘆に比して、
加害者はあまりにも過保護である。
命の尊さに、法が無慈悲であってはならない。
●死刑はやむを得ないが、私としては
君には出来るだけ長く生きていてもらいたい。
●もうやったらあかんで。がんばりや。
北尾トロの「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」も爆笑でしたが。
スープカレー、おいしくいただきました。
新じゃがをいれましたわ。
裁判って、なんか人生が凝縮されてますよね。
ピン止めありがとう。二人とも喜んでしました。
新じゃがのマスタードマヨ?も美味しかったです。