コミュニティ自治の理論と実践 価格:¥ 2,310(税込) 発売日:2009-08-31 |
著者は、八戸市の市民会議議長として
日本初の「自治基本条例案」の策定をした方です。
アメリカの先進的なコミュニティ自治と
社会に対する深い信頼を目の当たりにし、
日本でも本格的なコミュニティ自治を
実現したいと思ったそうです。
大政翼賛会体制下での「町内会」から始まる
コミュニティ自治の歴史や
国民生活審議会によって初めて導入された
コミュニティという言葉の自治の意味するところなどが
分かりやすく記述されていて、とても勉強になりました。
(知らないことが多かった・・・です。)
コミュニティ自治には、二つの革命を起こす力があるそう。
(実践しているだけに、説得力があります。)
一つは、「地域公共社会の革命」で
もう一つが、「行政革命(行政OSの変換)」。
後半は、現在のコミュニティ自治を取り巻く動きや
自治基本条例案作成時の資料を惜しげもなく紹介。
アメリカの事例も豊富で・・・、特に
「コミュニティ・マッチングファンド」という
“住民と自治体との対等な地域貢献”は、
興味深かったです。
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