水戸梅日記

水戸・いばらき

コミュニティ自治の理論と実践

2009-12-16 | 読んだ本
コミュニティ自治の理論と実践 コミュニティ自治の理論と実践
価格:¥ 2,310(税込)
発売日:2009-08-31

 

 

 著者は、八戸市の市民会議議長として

 日本初の「自治基本条例案」の策定をした方です。

 

 アメリカの先進的なコミュニティ自治と

 社会に対する深い信頼を目の当たりにし、

 

 日本でも本格的なコミュニティ自治を

 実現したいと思ったそうです。

 

 大政翼賛会体制下での「町内会」から始まる

 コミュニティ自治の歴史や

 

 国民生活審議会によって初めて導入された

 コミュニティという言葉の自治の意味するところなどが

 

 分かりやすく記述されていて、とても勉強になりました。

 (知らないことが多かった・・・です。)

 

 

 コミュニティ自治には、二つの革命を起こす力があるそう。

 (実践しているだけに、説得力があります。)

 

 一つは、「地域公共社会の革命」で

 もう一つが、「行政革命(行政OSの変換)」。

 

 

 後半は、現在のコミュニティ自治を取り巻く動きや

 自治基本条例案作成時の資料を惜しげもなく紹介。

 

 アメリカの事例も豊富で・・・、特に

 「コミュニティ・マッチングファンド」という

 “住民と自治体との対等な地域貢献”は、 

 興味深かったです。

 

 

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