「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

福井は油揚げ・がんもどき、焼鳥消費額が日本一

2013年02月09日 | 福井の「なるほど」

どこかで、「福井の大豆消費量は日本でも有数」と聞いたので、気になって調べてみました。

県庁所在地別の大豆加工品年間消費状況をみると、福井市は油揚げ・がんもどきの購入金額が日本一です。TVでも、油揚げの大きさや種類の豊富さで有名ですね。ちなみに、2位は和食が多そうな京都、3位はお隣で同じく古都の金沢となっています。

http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/d_data/pdf/013_kounyuu.pdf

ところで、最も消費金額が少ないのは、4、5年前に住んでいた那覇市で、福井の1/5ほどです。私たちは、油揚げ消費金額が一番少ない街にも、一番多い街にも住んだことになりますね。。。

もっとも、同じ大豆製品でも、豆腐の消費金額でみると、那覇市は全国2位。豆腐の消費量だと、那覇は下から3位ですが、これは単位が「丁」だから。沖縄の島豆腐は、1丁が普通の豆腐の3倍くらいあるので、グラムで測るときっとダントツ一位でしょうね。

話を福井に戻すと、福井は焼き鳥、カツレツ、天ぷら・フライの消費金額も日本一です。

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/toukei/kakei/kakei23.html

焼鳥は、福井が誇る名店「秋吉」の発祥の地だから、というのもありますが、共働きが多く、スーパーで出来上がった惣菜を買って帰る人が多いからだそうです。

 

 

 

 

 

 


30代最後の夜

2013年02月08日 | Slow Life

30代として過ごすのも、残りあと僅かとなりました。

この10年間を振り返ると、

結婚  ・子供ができた

・住む場所は、東中野→三鷹→登戸→横浜→那覇→大井町→福井

・仕事は、IT関係→財務関係→環境NPO→環境省へ出向→観光→経団連関係→観光連盟へ出向

と、変化が多かったです。

 

明日からまた新たな10年。。。人生の折り返し点を過ぎて、自分らしさを発揮しつつ、周囲のお役に立てるようにしたいと思います。

 

 


「ふるさとの日」には「恐竜を掘ろう!」

2013年02月08日 | 福井の「なるほど」

2月7日は、福井県のふるさとの日」です。1881年に、今の形の福井県ができた日だとか。

そういえば、前住んでいた東京では、10月1日が「都民の日」でしたが、なぜ10月1日なのかは聞いたことないな。「ふるさと」と東京で言われてもピンとこないから、「都民の日」なんでしょうね。

昨日は、県立の博物館等が入場無料になったほか、福井駅前でこんなイベントがありました。

http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/furusato/furusatotop/frusatonohi2012.html

福井を舞台にした映画「恐竜を掘ろう!」の監督を務めた福井出身の大和田伸也氏と松方弘樹氏のトークショーがあるということで、ちょっとのぞいたら、会場は人(もちろん平日の昼間に来れる年配の方)がいっぱいでした!もっとも、そのあとの知事出席の記念式典や、福井に縁がある岡倉天心についての講演会まで、みんな座っていたかどうか疑問ですが。

ちなみに、映画「恐竜を掘ろう」についてはこちら。↓

http://kyoryu-horou.com/khflyer.html

恐竜博物館や敦賀の港町など、福井の風景がたくさん出てきます。もうすぐ公開です。

 

 

 

 

 

 

 


節分の日に福井の寺社巡り ①

2013年02月06日 | 福井でのすろーらいふ

節分の日は、福井市内の神社仏閣で様々な節分行事が行われていました。天気もよかったので、こんなときでもないと敢えて行く機会もないので、いくつか寺社を回ってみました。

最初に訪れたのが、足羽山の麓にある朝日山不動寺。ごつごつした岩がむき出しの山肌に、めり込むようにお寺が鎮座しています。参道脇にはお稲荷さんが祭られて鳥居があったり、白蛇像が祀られているお堂があったり、いろいろとありがたいものがいっぱいありそうなお寺です。

本堂を覗き込むと、正面には護摩を焚いて大勢の人々が参拝し、節分の儀式が行われている様子。片隅には、さまざまな仏さまの座像があり、その前にロウソクが灯され、これもありがたい気分になります。

本堂の外にも、大きな子安観音があったり、他にもいくつかお堂があったり、人があまり多くないときにじっくり見て見たいと思うお寺でした。

境内の外に出て、左へ山を登っていくと、300m程歩いて藤島神社に到着します。ここは、南北朝時代に、福井で戦死した新田義貞(新田塚という地名もある)を祭る神社で、義貞公がかぶっていたという木の兜や、楠木正成が新田義貞に宛てた手紙などが、結構何気なく展示されています。というか、「お手洗いは奥へ」と書いてあるので、お借りしようと思って建屋に入ったら、そのような貴重な古文書などがふつ~に展示されていました。

こちらでは、節分の豆まきなどは行っていませんが、ピシッと引き締まった雰囲気の中、節分のお祓いが執り行われていました。

 


越前大野冬ものがたり

2013年02月05日 | 福井のミミより情報

土曜日は、冬のイベント、「越前大野冬ものがたり」に行きました。

「越前の小京都」とも言われる大野の町並みが、雪灯篭にやイルミネーションにともされ、花火が打ち上げられるイベントです。

 

雪灯篭に照らされた街はなかなか風情がありました。カメラを片手にベストアングルを狙っている人たちとたくさんすれ違いました。

 
大野市内はあいにくの霧で、数百メートル先の大野城も麓からはほとんど見えませんでした。花火は、打ち上げ箇所のすぐ目の前だったので、霧にぼかされながらも見ることができました。打ち上げ場所が近いので、半分うとうとしかけた息子が起きて泣きだしてしまうのではないかと思いましたが、べったりと抱っこされつつも、夜空を金ぴかに彩る花火をじーっと見つめていました。
 

夏の花火の時は、音がうるさくて泣きだしてしまったけど、あれから半年でだいぶ慣れたようです。。。 


福井の節分

2013年02月03日 | 福井でのすろーらいふ

今日は節分。

朝起きて、スーパーの新聞広告が恵方巻き一色なのに驚きました。東京のスーパーでは見たこともないくらい、多種多様な太巻きが売られているようです。しかも、「●●神社でお祓い済みの海苔を使用!」と書いてあるものもあります。福井ではこんなに恵方巻きに力が入るんですね。たしかに、スーパーの総菜コーナーも、恵方巻きが所狭しと並んでいました。本場の関西が近いからかな?

また、節分と言えば豆まきですが、市内のいたるところの主な神社仏閣で、豆まきや豆の配布をやるようです。せっかくなので、いくつかの寺社を「はしご」してみました。

まずは、朝日山不動寺。いきなり行列ができているので驚きましたが、お参りして本堂に入ると、中で豆を配ってくれていました。また、その豆の袋に中に、「当り」と書いてるおみくじが入っていると、お菓子がその場でもらえるというプレゼントもありました。見事お菓子までもらっちゃいました。

次に、同じ足羽山公園近くにある毛矢黒龍神社でも、やはり参拝客に豆を配っていました。

よくテレビでやるような、歳男・歳女や氏子らによる「豆まき」はやらないのかな??と思いつつ、最後は出雲大社(福井別院) にきました。こちらでは、定番の「豆まき」をやりました!一時間おきにやっているらしく・・・かなり多くの人にチャンスがありそうですね。

というわけで、3か所回ってかなりたくさんの豆をいただきました。年齢の数ずつ食べても・・・お釣りが来ます。スーパーで豆まき用の豆を買わなくてもよかったな・・・。(笑)

 

こうしてみると、福井では節分が、一年のうちでもメジャーなイベントのようです。豆まき(豆配布)をかなりいろんな神社で、しかも何回もやっているし、寺や神社の内部でお祓いを受けている人たちも数多く見ました。

福井は人口当たりの神社仏閣数が日本一という信心深い人たちが多いからでしょうか・・・。


生産者を訪ねて味噌づくり体験

2013年02月02日 | 福井でのすろーらいふ

今日は、温かて雪も降らなかったので、週末としては3週間ぶりに出かけました。

まずは、生協の生産者を訪ねるツアーに参加して、越前町の味噌屋さんに行きました。このようなツアーは、普段食べている野菜や加工食品がどのように作られているかを知ることができるほか、普段なかなか体験できないことができるので、個人的に大好きです。

さて、こちらのメーカーは、とにかく安心安全なものにこだわって生産しているとのこと。自家製で農薬を使わないで育てたお米から麹を作り、その麹を使って味噌を作っています。今日は、我々も味噌作りを体験させてもらいました。

 

茹でた大豆を機械で潰して塩と麹を混ぜ、容器に隙間なく詰めていきます。

 

この時、容器の底をたたくなどして、空気を抜くのがポイントのようです。

容器に詰めたら、貯蔵期間中にカビが生えないよう、容器の口の周りに着いた味噌をアルコールできれいに拭きとり、その後、ラップをして、密閉します。ここでも、表面を平らにして隙間がないようにするのが重要だそうです。

 

ちなみに、福井は米の麹を使った米味噌文化だそうです。九州は麦麹を使った麦味噌、名古屋や東北は豆の麹、一昨年味噌作りをした山梨の甲州味噌は、米麹と麦麹を半分ずつでした。福井の米で仕込んだ手前味噌、夏を越えてどんな味になるのか、楽しみです。

その後、麹を使った塩麹や甘麹の作り方を教わりました。甘麹とは、麹を炊飯器で保温して作ったもので、いわゆる酒粕と砂糖などで作ったものとは違う、コメ本来の甘みがします。べとついた甘みの甘酒は飲めない私も、さっぱりとしているので美味しく頂きました。健康にも、料理の隠し味にもいいようです。家でもうまくできるかな。。。