「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

織田信長ゆかりの場所で

2012年07月14日 | 福井のミミより情報

少し前ですが、越前町の剣神社に行きました。

織田信長の織田家発祥の地、越前町織田という集落にあり、越前の国二の宮でもあった由緒ある神社です。小さな町のひっそりとした集落にありますが、今でも境内は広く、末社もいくつかあり、風格が漂っています。

また、8世紀に光仁天皇が寄進したという梵鐘が国宝として保管されているのですが、一説によると、ガラスケースの中とかではなく、直接目に触れられるところに置いてあるそうです。私が訪れた時は、問い合わせたら、「雨天の時は古文書が湿っぽくなるので宝物殿を空けないんです…」とあっさり断られました。

お参りの後は腹ごしらえ。

神社の門前出てすぐの、「甚兵衛」では、地元のおばちゃんたちが作る揚げ物や煮物など、和洋中の惣菜30-4種類が食べ放題で、一人714円と格安。ナス、オクラ、ゴーヤなど、季節の野菜のフライが美味しかったです!

 

 

 


地域を元気にする人々

2012年07月14日 | 福井のミミより情報
今週は、若狭で、地域を元気にしようというアツイ想いを持った方々に会えました。

早瀬浦の三宅彦右衛門酒造(http://allabout.co.jp/gm/gc/225267/)の三宅さんには、
穏やかな語り口の裏にも、地域の風土と歴史を糧に、
次代にも通用する「モノづくりへのにこだわり」を感じました。

自然に大の字あそぼーや」(http://www.pamco-net.com/asobo-ya/index.html)の田辺さんは、
三方五湖でのカヤックやキャンプなどの自然体験プログラムの他、
地域を舞台にした自転車レースやトレイルランなど、様々な企画を次々と行われています。
人と自然との関わり、地域とのふれあいなどを楽しみながら学ぶことができそうです。
 
三方五湖近くのドライブイン・五湖の駅http://www.gokonoeki.jp/)の谷口さんは、
東京・青山の福井のアンテナショップへ度々行って、どのような福井の物産が売れるか調べて
お店の品揃えに反映させているそうです。
そのため、こちらのお店でも、土産品の品ぞろえが充実しています。
ご自身もいろいろな勉強会に顔を出して、活発にネットワーキングしているとのこと。
 
どこの地域でもそうですが、
問題意識と起業家精神を持ち、
明るく前向きに、様々なネットワークを広げている方が、
次々と新たなことに挑戦し、
地域を盛り上げていくのだと感じます。
(若狭湾を望む杉津PAにて)

イカ丼のあとは熊川宿へ

2012年07月13日 | 福井のミミより情報
若狭町では、三方五湖をすぐ窓の下に望む湖畔のドライブイン吉田で、
名物のイカ丼を食べました。
地元産のイカの刺身がたくさんとろろと和えてあります。
海鮮丼は数あれど、これは初めて食べました。美味しかったです。
 

その後、滋賀県を経由して京都へ向かう鯖街道の宿場町・熊川宿に来ました。
中山道の奈良井宿や妻籠宿のように、昔の宿場の風景が残っています。
聞けば、ここは、若狭湾の港町に北前船で運ばれた物資を京都へ届ける最短ルートだったようで、
その関係で、物流の拠点として栄えたそうです。
 
18世紀後半からは、若狭湾でサバが大量に採れるようになったので、それを京都へ運ぶ「鯖街道」の
宿場のひとつとなり、現在でも、若狭地域から琵琶湖畔・京都方面へ抜けるバスが通っています。
 
熊川宿には、様々な古文書等を展示している資料館(宿場館)もあり、
地域の歴史を勉強している語り部さんのご説明をきくことができます。
また、復元された古民家(伊藤忠商事2代目社長の生家!)に泊まることもできます。


美浜の浜開きのあとは酒蔵へ

2012年07月12日 | 福井のミミより情報

昨日は、美浜町久々子(くぐし)浜の浜開きに行きました。JR小浜線の美浜駅からも比較的近くです。

懐かしいほど素朴な風景の残る海水浴場で、神事・関係者のあいさつが行われ、今年の海水浴場の盛況と無事を祈りました。

 

その後、近くの「早瀬浦」という銘柄を作る近くの酒蔵へ立ち寄りました。ひんやりとした空気とずっしりとした歴史を感じる土蔵で、

「昔は大手の桶売りをやっていたが、自分が東京から戻った時、町の元気もなくなる 中、今後この蔵がどう生き残っていくべきかと思い悩んだ。だが、地域の歴史を勉強すると、昔の人の苦労が分かり、それに励まされるように、小さい蔵が生き残るために、嘘をつかない、地道で丁寧な酒造りを目指すようになり、その結果、酒が近年評価されてきた」

というお話を、いかにも誠実そうで人の良さそうな若旦那からお話を伺いました。なかなか分かりにくいところにあるこじんまりとした酒蔵ですが、その雰囲気から、一度行くとファンになりそうです。もちろん、味もすっきりと辛口で美味しいそうです。

 

余談ですが…美浜町のキャンペーンガールは、特産のへしこ(さばの糠漬け)をイメージした「へしこちゃん」。住民票もあるようで、恋人は「コシヒカリ 糠男」だそうです。

 

 


エコバッグ浸透中!

2012年07月10日 | 福井のミミより情報

福井のスーパーではじめて買い物した時、「レジ袋ご利用ですか?」と聞かれたら断ろうと思ってエコバッグを握りしめていたのですが…未だに聞かれたことがありません。

それくらい、レジ袋は有料、基本は買い物袋持参、が徹底されていて驚きました。レジ袋は1枚5円で売っていて、レジの前のカードをとってレジに提示すると付けてくれますが、あまり使っている人は見たことありません。

スーパーの買い物かごのような「マイバスケット」を持ってくる人も時々見かけますし、そのような人と見間違わないよう、店内の買い物かごには手持ちをつけておらず、カートに載せて使うようになっている店もあります。

4年前に沖縄に住んでいた時は、環境NPOの立場で、行政やスーパー各社と協力して、レジ袋削減運動に取り組みました。

ついこの前まで住んでいた東京では、レジ袋ご利用ですか、と聞かれ、エコバッグ持参なので利用しないとなると、袋代として1円または2円、引いてくれます。でも、男性を中心に、レジ袋をもらう人の方が多かったです。

エコ意識が高いのか、行政やスーパー各社の取り組みが進んでいるのか、とにかく、こちらのエコバッグ持参率が高いのには、オドロキです。。。

 

 

 

 


福井の人気菓子を発見!

2012年07月10日 | 福井のミミより情報

昨日のTV番組「シルシルミシル」(私は見たことないけど)の、ひんやりスイーツの全国一番人気を決める投票の結果、福井特産のミディィトマトを使った「伝兵衛」というトマトゼリーが一位に選ばれたそうです!

 

昼ごろ、その商品を販売している菓子店に行ってみたら、いつになくお客さんが多いようで、「昨晩のTV番組以降、電話とメールの問い合わせがたくさんあり、発送が追いつかない」と、反響の大きさに驚いていました。

 

夜、冷やして食べてみると、トマトの青臭みが泣く、トマトとゼリーが絶妙のバランス・味付けで、なかなかさっぱりして美味しいです!

どうやら、このトマト、あわら温泉の旅館等から出るカニがらを堆肥化して作られているようで、エコ的な取り組みとしても、今後目が離せません。

 

 

 


海開き!

2012年07月09日 | 福井のミミより情報

昨日は、敦賀の松原海岸海水浴場の海開きに行きました。

松原海岸といえば、日本三大松原(他は、静岡の三保の松原、佐賀の虹の松原)の気比の松原(http://www.turuga.org/miru/kehino.html)による白砂青松が楽しめるところ。

式典では、越前一の宮、北陸道総鎮守といわれる気比神宮の神主さんによるお払い、関係者のあいさつに続き、関係者による献花(キクの花を投げ入れるのって…しんみりしますが)、ヒラメの稚魚の放流、地元幼稚園の鼓笛隊による演奏(などもあり、ローカル色満載でした。

あいにくの小雨模様でしたが、気比神宮の神様のおかげか、海開き式が始まるころには、雨も上がり、青空も垣間見えるくらいになりました。

ランチは、魚市場近くのどんと屋のかき揚げ丼でした。

 


越前町の田んぼアート

2012年07月07日 | 福井のミミより情報

雨でしたが、ここ数日が見ごろという、越前町の田んぼアートを見に行きました。

福井市から車で40,50分走り、鯖江市市街を抜けると、一気に田園風景が広がります。越前町に入り、樫津東の交差点近くの「おもいでな」という農産物直売所で場所を聞いて、宮崎台中学校に向かいます。教えられたとおり、中学校の敷地に入り、グラウンドの応援席から見ると、中学校の敷地がある台地の下に、カラフルな田んぼアート作品が見えました。

これは、地元住民が5年前からやっているもので、黒米や白っぽい稲など、色の異なる稲を植えて、アート作品に仕上げているとのこと。今年は、デザインをはじめて応募した結果、辰年にちなみ、竜が「たちあがろう日本」と呼びかける形になっています。

のどかな田園風景の中に、突如広がる田んぼアート。作品自体も素晴らしいと思いますが、雨だからか、見学者は他になく、とてもゆったりと眺めることができました。

逆にいえば、あまり見る人は多くないのに、こんなすばらしい作品を仕上げるのもすごいなーと、感心してしまいました。


福井で子育て

2012年07月04日 | 福井でのすろーらいふ

家族とともに引っ越してきてまだ一週間足らずですが、
福井での生活は、子育てがしやすそうだと感じています。

東京にいるときは、待機児童が多いので、
子どもが一歳を迎えて彼女が復職するにも
保育園に入るのが難しそうと心配していました。

でも、福井は待機児童がゼロ
・3世代同居が多い
・共働き率が日本一高い
というのも背景にありそうです。

また、住んでいるアパートの近隣の方々5軒に挨拶したら、
お子さん3人、という家庭が3軒もありました。
(東京であまり見かけなかったのは、家が狭いから・・・?)

外食に子連れで行けば、こちらからお願いしなくても
店員さんが個室を手配してくれようとするし、
妻が市役所に転入届を出しに行くと、
係の方が暫く子供を抱っこして面倒を見ていてくれたり・・・。

福井の方が元々親切で、
「おもてなし文化」があるのかもしれませんが、
かなり子育てはしやすそうだと感じています。

これからの生活が楽しみです。