東尋坊の近く、三国の街は、かつて北前船の交易で栄えた町。かつては、日本有数の港に数えられたそうで、今も昔の建物が残り、風情ある街歩きが楽しめます。
交易問屋が創業し、福井銀行と合併した森田銀行の建物は、いかにも重厚な感じ。内部も閲覧可能で、瀟洒な造りが感じられます。
昔ながらの呉服屋、かつての町屋を改装した観光案内所、春の三国祭で登場する山車を保管する蔵など、こじんまりとしたエリアに雰囲気のある建物が建っていて、酷暑の日じゃない時にもう一度来て、くまなく歩いてみたくなりました。
三国バーガー、という名物も食べてみようと店に入ったのですが、メニューを見て、甘エビを使った「海老カツバーガー」というのに惹かれ、結局三国バーガーはこの次までお預けとなりました。