秋田へ ～八郎湖再生へ

秋田へ行って、八郎湖再生をキーワードに、地域づくりに取り組む市民活動を見てきました。

日本第二の大きさを誇った八郎潟は、米作りのために干拓されて以降、水質汚濁が問題となり、この状態を何とかして、昔人々が湖と共に生きていた頃を取り戻したいと、住民運動が興ってきています。それらを実感しつつ、地域で将来仕事を作るために、どのようなことがその中でできるのか、地域の人たちの協力も得つつ考える、というのが今回のテーマ。

まずは、八郎湖の視察。行った日は気温が高かったこともあり、富栄養化の象徴で、ペンキのような嫌なにおいがする「アオコ」が淵辺に大量に発生していました・・・。

コンクリートの護岸に消波のための粗朶木を組み、土を入れてかつての葦に覆われていた湖岸を再生し、湖と人とのつながりを取り戻そう、というのがキーワードです。