「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

猛暑日の援農

2010年07月23日 | 農のある暮らし
先週の日曜は、 山梨のブドウ農家でお手伝いしました。

今は、畑一面、青い実がたわわに実っています。
といっても、知らなかったのですが、放っておけばいっぱい生えてしまう房を適度に間引き、
一つの房につく粒も適当に間引き、ようやくいい塩梅になります。

今は、ちょうど、粒を間引く作業と、間引いたものに袋をかける作業、更に日差しが強い場所には、袋の上から紙を笠のようにかける笠かけという作業で忙しい時期でした。

予想はしていましたが、甲府盆地の縁にある牧丘でも、かなり暑いです。日中の気温は35度。ブドウ棚で日陰にはなっていますが、木漏れ日が差すし、基本的には熱い中立ちっぱなしの作業なので、じっとりと汗が出ます。まあ、無心に自然と向き合うほうが、都会のムワッとした暑さよりはよほどマシですが。

気づいたのは、ぶどうを生育する作業は思った以上に手間がかかるということ。一面のブドウ畑には、何千個、何万個という房がありますが、それを間引き、粒をそろえ、薬をつけ、袋をかけ、笠をかけ、袋を外し、収穫し、袋に詰め。。。と考えただけでも気が遠くなりそうな作業です。

でも、やはり、手間をかけると美味しいブドウが育つんだそうです。そして、きちんと手入れされたブドウ畑は、傍目にも美しいです。今年おばあちゃんが亡くなって、手を入れる人がいなくなったというブドウ畑も近くにありましたが、一目で手が入っていないことが分かり、見ただけで心がすさむ感じです。

自然に対して人が適度に手を入れるからこそ、自然の恵みが視覚でも味覚でもたのしめるんだということが、実感できました。しかし暑かった。。。

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