バイキンマン号で松山駅に着いた後は、坊っちゃん列車を見ながら道後温泉へ。宿で休憩後、今回の旅の目的の一つ、石手寺へ向かいます。
石手寺は、四国八十八か所の第51番霊場で、本堂、太師堂、薬師堂、鬼子母神など、一つのお寺にさまざまな要素が詰まっていて、どれも立派な寺が多い八十八か所の中でもかなりの充実度だと思われます。まずは本堂と大師堂をお参りした後、鬼子母神へ。こちらの石を持って帰ると子宝に恵まれるとのこと。前回石を持って帰ったら実際息子が生まれたので、今回は慣例に従い、その石に名前を書いてお返しし、別の平らな石を持参して代わりに納めました。この社の前は、そのように赤ちゃんの名前を書いた石で埋め尽くされています。それだけ切実な思いを持った方がたくさんいるんですね・・・。
ほかにも、本堂にカラフルなのれんがかかっていたり、遍路装束の方が大勢で般若心経を読経していたり、
三重塔にさりげなく原発反対の旨が書いてあったり・・・と、ちょっと気になる点がたくさんあります。
また、四国八十八箇所巡りの霊場の砂を全部集めた一角もありました。これを踏むことで八十八箇所すべてを回るのと同様の意義があるそうです。
さて、お参りの後は、道後温泉のメルパルクで瀬戸内海の魚料理をいただきました。日本海の魚とはまた違って美味しかったです。