「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

知らなかった・・・福井の歴史

2012年08月31日 | 福井のミミより情報

福井県は、近世、越前の国と若狭の国に分かれていました。
今でも、天気予報などでは、木の芽峠を境に、福井県を嶺北地方と嶺南地方に分けますが、
これがほぼ越前と若狭の区分に一致します。
(越前=現在の北陸電力管内、若狭=現在の関西電力管内の区分ともなっています。)

ただ、敦賀市だけは、昔は越前でしたが、今は嶺南地方に分けられます。

さらに歴史をひも解くと、明治の廃藩置県後、今の福井県にあたる地域は、
福井県(のち、足羽県と改称)と敦賀県に2分されていた時期もあり、
この二つが統合して(福井県ではなく)敦賀県と呼ばれていた時期もあったそうです。

その後、敦賀県は、北部が石川県、南部が滋賀県に分割され、今の福井県に当たる区分が一旦消滅、
明治14年に、ほぼ今の福井県ができたそうです。

こうやってみると、昔も今も、京阪神と北陸を結ぶ交通の要衝で、北前船の寄港地としても栄えた敦賀って、
福井県の中で独自の位置を占めますね。


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