「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

鶴見線の小さな旅 その3

2011年11月11日 | 小さな旅

扇町から戻って、今度は浜川崎駅で途中下車。ここは、鶴見線の駅と南部支線の駅が道を隔てて向かい合っている珍しい駅なんですね。いちおう、乗り換え駅だからか、鶴見線も浜川崎までは本数が比較的多いです。(1時間に2,3本という意味ですが。)

鶴見線ホームで降りて、南部支線の駅に向かおうと案内標識を見たら、何かおかしい・・・。そうだ、1番線の表示がない!?

とにかくあちらの駅に向かおうとしたら、ホームから上る階段には、「JFE専用改札口」と書いてある。そちらの方向を覗いてみると

そちらの方向を覗いてみると

なんと、「国際船舶・港湾保安法に基づく制限区域につき、無断立入禁止」と書いてありました。すごい駅ですね。。。

「南部支線浜川崎駅に乗り継ぐ方は、Suicaの改札機にタッチせずにお通りください」という自動アナウンスを聞きながら南部支線浜川崎駅へ。細い道を隔てて10m向こうは同じ駅。でも、ホームとホームは100歩くらい離れているでしょうか。。。ちなみに、鶴見線階段下、南部支線改札前にある唯一の商店は、「浜川崎(後藤)商店」でした。

   

もちろんどちらも無人駅。ホームに向かうと、結構きれいな水洗トイレや、金魚の住む池もあります。そして、ホームには、はやり1番線がありませんでした。2両編成の小さな電車が1本だけ停まる、かわいらしいホームです。

  

南部支線は、浜川崎、川崎新町、八丁畷、尻手と4駅しかないので、駅や電車内の路線表示板も、短くてかわいらしい。。。(超ローカル線みたい)

 

しかし、そんな平和な雰囲気も、貨物列車が通ると一変。なんとなくホームでぶらぶらしていた人たちが、おもむろに立派なカメラを貨物列車に向けます。しかも、10分に一本とか、結構頻繁に貨物列車が通る、ここは「穴場」の撮影スポットなんですね!知りませんでした。。。

帰りは、せっかくなので、乗ったことがなかった南部支線に乗り、尻手→川崎経由で帰ってきました。鶴見線では、工場地帯の中をひたすら走っていましたが、南部支線は、浜川崎を出ると、比較的新しいマンション地帯の中を通るんですね。



鶴見線の小さな旅 その2

2011年11月11日 | 小さな旅

海芝浦駅で20分ほど停車して、電車は折り返して出発。電車に乗らずに海芝公園に残った人は、次の電車を待つんですかね・・・2時間後ですが。

さて、海芝浦から新芝浦までの単線区間は東芝の工場横をとおり、運河と工場を眺めながら分岐駅の浅野駅に到着。ここは、鶴見線本線の島式ホームに1,2番線が、海芝浦方面のホームは対面式の3,4番線がある、珍しい三角形の駅。

 

電車の待ち時間は、三角形のスペースは猫の集会場になるらしい。

三角形を横切り、3分後に発車する本線ホームからの電車に乗り、電車はないけど貨物用の線路だけはたくさん並んでいる風景を観ながら、今度は扇町へ。今度の電車も、土曜の昼過ぎの割には、3両編成に20人くらい乗っている。工場に出勤する人達にも見えないので、どうやら鉄道ファンか、工場萌えか。。。

終点の扇町の駅は、JR貨物が管理しているようだが、もちろん駅員の姿はない。

電車の折り返し時間が8分ほどあるので、外に出てみる。駅を一歩出ると工場地帯とトラック置き場、人の気配はなし。脇の踏切は、結構トラックが通るが、電車も通行人も通らないから、一時停止なんてしてない。

 

駅前なのに人の姿は全くなしという生活感のない風景。しかし、一応、街らしき風景として、駅前商店を一つだけ発見。さらに、その奥にビジネス旅館と書いた建屋も見える。。。どんな人がここに泊まるんだろう?駅の

そんな中でも、扇島の駅の入り口にはバラのアーチが飾られ、金魚もすむ小さな池もある。生命感にホッとする。

そしてホームに戻ると、鉄子と思しき女子達が電車をバックに写真を撮ったり、家族連れがホーム上で写真を撮ったり。

ちなみに、この扇島と昭和、浜川崎など、鶴見線と南部支線の駅は、川崎市にあるけど、なぜか「浜」マークがあり、運賃計算上は、横浜市内として扱われるんですね。(尻手、川崎駅も同じ)

 

意外な発見や珍しい風景も多く、結構観光スポットなんですね。鶴見線。