「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

2008年を締めくくる伊豆の旅

2009年01月01日 | 小さな旅
年末に伊豆に出かけた。年末はそんなに混まないかと思ったけど、それは東京都心部の話。伊豆は観光地なので、年末年始も結構混むらしい。

まずは、東海岸をのんびり南下。穏やかな冬の海が輝く向こうに、大島、利島、新島、(たぶん)式根島の島影が見えて、気持ちが良い。

東海岸は、熱海、伊東、熱川と観光地化された温泉街が続く上、伊豆高原のペンション街もリゾート地のにおいがして、地元の生活臭が感じられないので風情がなく、あまり好きになれない。伊豆も、東海岸は稲取、西海岸の松崎や土肥だと、ひなびた田舎の港町という風情があっていいのだけれど。

そんな中、川奈の漁港は、大量旗を掲げた漁船が停泊する中で地元の人が釣り糸をたれ、小さな港の傍らでは目立たないながらもお焚き上げの準備がされており、地元の祭りというムードが漂っている。こういう地元くささが感じられるのが良い。

その後、ゴツゴツした溶岩流が形作った城ヶ崎海岸の遊歩道を歩いて、城ヶ崎海岸駅の足湯で宵の明星と三日月を眺めた後、近くのペンションに向かう。犬を連れた家族連れなどで賑わっていた。

今の時期に近海で取れるらしいカワハギの刺身の肝会えとイカの刺身を美味しく頂いた。