ブルーシャムロック

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とある瀬戸内のクリスマス。

2009-12-11 11:06:31 | 逆襲の藤隆
「とある世界の超電磁砲借りられているな。」
瀬戸内のある街に済んでいる達弥は
レンタルビデオ屋の棚を見て溜め息を付いた。
「まあ、台湾ドラマは人気があるから回転が速いんだ。」
店長が横から意地悪を言う。
「ああ、」
気の抜けたコーラみたいな溜め息は悲しい物がある。
達弥はそう思っていた。
以前にも話したが、達弥は台湾ドラマのファンである。
なぜだかわからないけれども。
ガッカリした顔をしながら、達弥は店を出た。
そのとき・・・。
見覚えのある顔を発見した。
「はるかさん。」
暗い顔が明るくなる。
「やっほー。」
はるかが手を挙げて会釈する。
「台湾ドラマが存在しなくて少しガッカリしていて・・・。」
溜め息を付く達弥。
「超ガッカリって感じね。実は・・・。」
季節柄緑を基調にしたクリスマス柄の大柄の包み紙である。
「なんだい。これ。」
達弥は質問した。
「これ、Eveまで待ってね。急度達弥君が好きな物だから。」
はるかはウィンクした。
達弥は嬉しくなっていた・・・。
Eveの日彼が見た物は期待した物だった・・・。
おわり

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