ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

リゾートタウンから帰って来て

2021-03-27 06:05:05 | 逆襲の藤隆
「おかえりなさい。」
朝岡蓮次は、関東に帰ってきた平賀知世を迎えた。
「楽しかったよ。」
知世は、リゾートタウンで購入で購入したお土産を蓮次に見せて
「蓮次君、これは友人の家から車で数分走らせた所にあるいるか湾のチャームなんだよ。」
と、イルカ型のダイキャスト製のお守りみたいなものをみせた。
「へぇ。」
一緒に見せたスマホの画像を眺めながら、
「それにしても周りは恋人ばかりだね。」
と、蓮次は知世にいう。
「私は少し恥ずかしかった。だけれども今度蓮次君と一緒にここに来ようかな。
と、友人に言つたの。」
と知世が蓮次に返した。
「写真から見て思うけれども、友人の方は彼氏がいるのに知世に付き合ってくれたんだ。」
蓮次は興味深そうに写真を見た。
「そうね。彼女も、恋人がいるのに私の心に寄り添ってくれた。」
と、知世は答えた。
今回の旅行だが、恋愛感情を持っていた柿沼萌美に日下部浩一郎君という恋人が
存在していて、その子にものを上げることばかり考えて、それで自分が
おかしい方向に進んでいくことを頭を冷やすために蓮次君やリゾートタウンの友人のすすめもあって
一人旅に出ることを決意したのだった。
彼女は殆ど、手弁当で飛行機の時刻も見ずに、羽田からリゾートタウンに行く飛行機に乗ったのだった。