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世にも神秘的な世界10の遺物・聖遺物

2015年11月23日 | 世界びっくりニュース
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 歴史的にも重要な役割を担った遺物は世界中に存在する。宗教的な意味合いを兼ねるものが多く、仏教、キリスト教、シャーマニズム、ヒンドゥー教と多岐にわたる。

 遺物・遺品の意味を持つ英語「Relic」はラテン語の「残された物(remains)」から来ている。また、聖骨箱を意味する英単語「Reliquary」はRelicを保管・安置する場所を指し示すのだ。歴史的に重要な役割を担った遺物は単純に「残された物」ではなく、聖遺物であり、宗教や神に通ずるものが多い。これから紹介する遺物には全て人類の歴史が刻まれていて、それを紐解く事で古代の神秘を感じる事が出来るはずだ。

10. 運命の石(スクーンの石)

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 スクーンの石、もしくは「運命の石」と呼ばれるこの石はその名前が付けられるまで多くの論争が巻き起こった。当時スコットランドとイングランド王国はこの石の所有権を巡り、700年もの間論争を続けていたのだ。この聖なる遺物の起源はよく分かっていないが、ただ一つ分かっている事は、この石は代々スコットランド王がその上で戴冠式を行った為、スコットランドの人々にとって聖なる物だという事である。

 多くの伝説がこの石を取り巻いているが、その幾つかは歴史の波の中の隠されてしまった。この石が最後に戴冠式に使用されたのは1292年に即位したスコットランド王ジョン・ベイリャルの時であり、その後この石はイングランド王国へと移動させられた。スクーンの石はその後イングランド王国にあるエドワード王の椅子にはめ込まれ、この国でもまた戴冠式に必要な伝統的な石として700年に亘り使われる事となったのだ。


9. ブッダ・釈迦の歯

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 ゴータマ・シッダッタはご存じのように仏教の開祖である。ブッダは80歳で悟りを開き、涅槃に到達したと言われている。彼は最期の日、晩餐の直後に急病で亡くなったと言われている。老衰であったと言われているが、多くの信者は彼が「悟りを開き、天へと昇った」と信じている。

  ブッダの火葬の後、一本の歯が見つかったと言う。このブッダの歯は多くの用途で使われ、インドの王を仏教に入信させるきっかけを作ったとも言われている。ブッダの歯には奇跡を起こす力があると言われており、実際この歯は、幾度となく破壊の危機に晒される事もあったが、その度に紙一重の所で「奇跡」とも呼ばれる方法で難を逃れている。現在ブッダの歯に触れる事は許されておらず、極めて大事な行事でしか見ることができない。


8. 石棺の形をした聖骨箱

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 この聖骨箱には、とある聖者の遺物が収められている。今ではあまり有名ではなくなってしまったものの、当時は多くの人々に祀られ、数百年に亘りあがめられていた。

 聖骨箱にはギリシャ語で「司教ビショップの最後の願いを叶える為」と書かれている。司教「ビショップ」という名前から察するに、この聖骨箱は当時、病気の治療等に使用されていたのではないかと考えられている。ちなみにこの時代のキリスト教徒にとってこういった行いは別段珍しい事でもなかったそうだ。


7. アビラの聖テレサの手

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 聖テレサは元々スペインの修道女であったが、彼女はその後の人生でローマ・カトリック教会の聖人となり、カルマル修道会の改革を行った人物であった。彼女は16世紀を代表する人物であったと言えるだろう。

 彼女の死後、彼女の手はミイラ化され、聖遺物となされた。カトリック教会にとって彼女の存在すべてが聖なる物として崇められて然るべきものだったのだ。

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 そこからこの腕は数奇な運命を辿るが、スペインの独裁者フランシスコ・フランコがこの手を入手すると、肌身離さず持つようになった。フランシスコ・フランコは寝る時も肌身離さず、死す瞬間までこの手を握りしめていたという。


6. マグダラのマリアの腕

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 マグダラのマリアはイエス・キリストと共に歩み、イエスの磔による死から復活までを見届けた、キリストの奇跡の証人であったと言われている。

 彼女の腕は元々フランスのフェカンにある大修道院で完璧な状態で安置される予定だった。しかし1911年、聖人であるヒューが「彼女の力の一部が欲しい」と願うあまり、彼女の腕の一部を自らの物にしようと爪の先で腕の一部をそぎ落とそうとしたそうだ。それが上手くいかないと分かると次に彼は腕についていた指の内2本を噛みちぎったという。ちなみにすぐそばでその光景を見ていた修道士たちは皆愕然とし、恐怖に戦いたそうだ。


5. エボラのサンフランシスコ教会にある人骨堂

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 サンフランシスコ教会にある人骨堂は有名だが、何故これほど多くの人骨がセメントで固められ、集められたのかご存じだろうか?

 15世紀当時、サンフランシスコ教会は墓を作る為の満足なスペースがなかった。当時の修道士らは「骨を一か所に集める方法はないだろうか」と考えた結果、この人骨堂が作り出されたと言う。また修道士らは人骨を全て剝き出しにする事で「死」を日常的に対面し、その意味を問い続ける事が出来ると考えていた。


4. シエナのカタリナの頭部ミイラ

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 シエナのカタリナは、当時のローマで知らない人はいないほどの聖人であった。彼女はキリストからのお告げを受け、彼の陰茎包皮によって作られた薬指を授けられたという。彼女のこの聖なるお告げが彼女を聖人たらしめる所以となった。シエナのカタリナは33歳の若さで亡くなったが、彼女の身体は永遠に眠る事は無かった。

 当時の人々はシエナのカタリナの身体を丸ごと聖遺物としたかったが、それが叶わないと分かると「せめて頭だけでも」と、頭だけを切り落としてミイラにしてしまった。

3. ダンビーガンのフェアリー・フラグ

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 フェアリー・フラグは何なのか?この聖遺物に関する説は多く存在する。一説によるとこの布はイエス・キリストを包んだローブだという、また、ノルウェーの王ハーラル3世の軍旗の一部だったのではないかとも言われている。

 この布の最も奇妙な点は、第一回十字軍以前に作られたと言われているにもかかわらず、シルクで出来ていることだ。当時まだシルク(絹)は存在していなかった。それ故に「本当に妖精(フェアリー)が作ったのではないか?」という説すらある。


2. サラゴサの聖バレリウス

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 聖バレリウスはサラゴサで幾つもの宝石に囲まれた豪華な棺の中で発見された。彼は生前、町の司教を務めていたようで、西暦290年から長年にわたり、人々に洗礼を行っていたという。彼の人生は波乱万丈で、投獄されることもあれば、その最期は暗殺によって命を絶たれるというものだった。

 彼の死後、彼の身体は聖遺物としてまつられる事となった。ポール・コードナリスによって発見された聖バレリウスの遺骨は、金銀をふんだんに使った宝石で装飾されていたものだった。


1. セドレツ納骨堂

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 セドレツ納骨堂に一度足を踏み入れると、その光景に絶句する事になるだろう。建物の中には4万体の人骨で作られたデコレーションが成されており、部屋のシャンデリアに至るまで全てが人骨で作られている。

 1278年、時の大修道院長はエルサレムへ赴き「聖なる土」を持って帰ってきたと言う。その噂を聞いた人々が口々に「セドレツに骨を埋めたい」と言い始めた。人々の要望に応える為、セドレツ納骨堂は増築を繰り返して行った。

 15世紀頃から遂に骨は聖堂内部に飾られるようになり、1870年代までこういった方法で人骨が増えて行った。この頃から木彫師のフランティスク・リント氏が現場の指揮を取る様になり、現在の恐ろしくも美しいセドレツ納骨堂が出来上がったのである。

via:therichest

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