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技術の発達につれロボットの開発が進む現在、ネットでは黙示録的未来を恐れる声や、活躍を期待する声など、さまざまな議論が活発化している。
そんな中、日本が開発した人型作業ロボットの動画が話題になっている。
HRP-5Pと名付けられたこのロボットは、人間の重労働を代わりにこなしてくれる頼もしい人型マシンを目指している。
二足歩行のロボットがひとりでに作業するとはまさに未来の建設現場。海外ではさすが日本のロボット!と驚きの声が上がっている。
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【HRP-5P】Humanoid Robot【産総研公式】
重いボードを持ち運んで取り付ける優秀な作業ロボット
上の動画は国立研究開発法人 産業技術総合研究所(通称:産総研)が開発したHRP-5Pが、内装用の壁を取り付ける動作を公開したもの。
手首を回して重い石膏ボードを一枚だけ引き出す

image credit:youtube
重労働を自律的に行うヒューマノイドロボット
HRP-5Pは身長182cm、体重101kgのヒューマノイドロボット。
将来的には建築現場の作業や大型構造物の組み立てなど、人間がしている重労働を代わりにやってくれることになりそうだ。
この機体は産総研が民間企業の協力を経て開発してきた人間型ロボットHRPシリーズの一つでもある。
現時点ではプロトタイプだが、環境計測や物体認識、全身動作計画および制御などさまざまなロボット知能を搭載。
それらの機能を駆使することで、石膏でできた重い壁板を自律的に施工できるようになったという。
ゆっくり持ち上げて運び、専用工具で丁寧に取り付け

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低い所の作業ではしゃがむなど人っぽい動きが印象的だ

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重労働を自律的に行うヒューマノイドロボット
HRP-5Pはセンサーで身の回りの環境を立体的に計測。そのデータをリアルタイムで取得する。
また特定の図形やパターンから拡張現実を知覚する機能によって何を持ち上げているかも認識できるという。
また、力持ちなだけでなく、関節にも広い可動域があるため、面積が広いものも上手に持ち運べる。

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研究者らはこの機体をベースにした研究開発の加速を期待しており、さらに多様な作業を行うロボットの実用化を目標にしている。
将来的には単純できつい作業を自律的ロボットに任せることで、人間の作業員がより付加価値のある仕事に力を注げるよう支援する意向だ。
移動して作業するロボットの必要性
日本ではこうした作業ロボットの開発は以前から行われており、建設業界ではすでに溶接やボルト締めなどする作業ロボットの導入予定もある。
しかし建設現場では、定位置で行う繰り返しの作業だけでなく、移動を伴う作業も要求される。
その多くは単なる反復的なものだが、場所によっては不安定な環境で複雑なルートをたどることももある。
職人作業を自律的に行うヒューマノイドロボット
HRP-5Pの現時点の処理速度は決して早いとはいえないが、作業はきっちりこなしている。これがさらに進化すれば、熟練の職人の代わりになりうる。

低コストで働くロボットが職を奪うとみるか、力持ちのロボットが仕事を手伝ってくれるとみるかはその運用環境にもよる。
重い資材を運んで施工するなど、肉体を酷使する作業をロボットに任せれば、手の空いた作業員がより高度な作業を進められるという利点も確かに見込める。
こうした業界での人手不足は世界規模で問題になっているが、とりわけ少子高齢化が進み、今後の労働力の不足が懸念されている日本にとってはメリットの方が大きいのではなかろうか。

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