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高まってきた!世界10都市の禁断の地下施設、立ち入り禁止ゾーン

2015年02月11日 | 世界びっくりニュース
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 都市には普段は目に付かない部分がある。日常生活の中で我々が見るその姿は、全体の極わずかな断層に過ぎない。タマネギのように、上水、下水、電気ケーブル、地下鉄など、都市は幾層もの階層から成り立っているのだ。ある都市は古代文明の遺跡を覆い、またある都市では防空壕、貯蔵庫、地下基地といった比較的新しい建造物を隠している。10ヶ所の都市から、そんな地下の秘密を暴き出してみよう。

1. イギリス、ロンドン


ロンドンほどの古都ともなれば、奥深くに隠された歴史の層の上を歩かずにいることは不可能だ。特にヴィクトリア朝時代は地下への進出が顕著だった。1858年の”大悪臭”以降、この都市の地下には約1,900kmもの下水道が建設され、テムズ川に垂れ流され汚染していた汚水も見直された。また蒸気導管や貯水槽として利用されていたトンネルもあり、その多くが電話線、ガス管、高速インターネット用ケーブルなどを通す地下網として現在でも利用されている。





2. ウクライナ、オデッサ


 ウクライナ南部沿岸の港湾都市オデッサの地下には、もつれあう地下道と坑道が這うように広がり、その合間を縫っておそらくは世界最大の地下墓地網が形成されている。総延長2,400kmと推定されており、全て繋げればパリまで到達する。

 オデッサの地下墓地は最初は天然の洞窟を利用したものであったが、17~18世紀の採掘によって急速に拡大した。また地下では密輸も横行していたようだ。1941年、ナチスがオデッサに侵攻すると、赤軍はロシアへ向け北に撤退。だが後に残った6,000名ほどのソ連パルチザンが地下道を隠れ家として利用し、占領軍に対してゲリラ戦を仕掛けた。この戦いは1944年にオデッサが解放される直前まで続いた。





3. 中国、北京


 1969年、毛沢東が首都の地下に巨大な地下シェルター建設を指示した。北京地下城と呼ばれるここは、核戦争時に6百万人の人民が避難できるよう設計されている。建設工事は未完のままだが、83km2に及ぶトンネル網には、居住区、食堂、シャワー、店などが完備され、北京の40パーセントの人口を収容することができる。



 2000年にその一部が一般公開されたが、2008年に改装のため閉鎖され、それきりとなっている。北京地下城の入口は北京の至る所に存在しているが、それらには鍵がかけられている。扉に残るのは色あせたシェルターの表示だ。





4. イギリス、マンチェスター


 マンチェスターは北イングランドの産業の要衝であった。それゆえに第二次世界大戦中はドイツ空軍の格好の標的でもあった。特に1940年の被害は甚大で、12月22日と23日だけで684人が亡くなっている。

 こうした空襲の最中、多くの人々が逃げ込んだのが地下に張り巡らされた防空壕である。1838年、アーウェル川堤防の下に建設されたヴィクトリア・アーチもそうした場所だ。それ以前は川船の船着き場や貯蔵庫として利用されていたが、戦時中に避難所として改装されたのだ。今日では使用されておらず、一般の立入りは禁止されている。





5. 北朝鮮、平壌


 平壌地下鉄の最初の駅がオープンしたのは1969年のことで、やがて千里馬線が開通する。後に革新線も開通し、現在は17の駅を備えた地下鉄網を形成している。しかし、これ以外にも数多くの秘密路線や地下軍事基地が存在するとの噂がある。元朝鮮労働党書記の黄長によれば、平壌の地下300mには第2の地下空間が存在するらしい。

 また脱北者による情報では、巨大な地下司令部、市全域監視システム、極秘軍用艦隊もあるとされるが、北朝鮮に関する他の情報と同じく、あまり鵜呑みにすることはできない。





6. アメリカ、ニューヨーク


 ニューヨークのグランド・セントラル駅は世界で最も美しい駅と称される。だが、その地下は都市伝説の宝庫だ。最も有名な逸話は、”M42”と呼ばれる秘密の部屋に関するものである。駅の地下深くに存在するこの部屋は、駅全体の電力を供給するための電力変換器の管理室だ。だが、駅の設計図や地図には記載されておらず、1980年代になって初めてその存在が知られることになった。

 また、廃路線と思わしきトラック61についても多くの憶測が流れる。元々は貨物車両用に敷設されたものだが、後にマンハッタンの高級ホテル、ウォルドルフ=アストリアの宿泊客用に利用されるようになった。真偽のほどは不明だが、今日では主に大統領が使う秘密の移動地下通路として機能しているらしい。



7. ロシア、モスクワ


 モスクワの地下には真しやかに囁かれる噂がある。”メトロ-2”と呼ばれる軍事輸送システムの存在など、その秘密を暴こうとする組織まで存在するのだ。

 だが、より危険の少ない秘密はネグリンナヤ川の存在だろう。モスクワ川の支流の1つで、クレムリンの天然の堀として機能していたこともある。地図に記載されるようになったのは15世紀のことだ。当時は氾濫することから急速に拡大するモスクワの障害となっていたようだが、次第に排水溝に繋がれ完全に覆い隠されるようになると、やがて忘れられた。今、この川はモスクワの北部8kmにわたり悠久の流れを湛えている。





8. トルコ、イスタンブール


 イスタンブールの市場や尖塔の下には、数世紀も前の秘密が眠っている。そうした失われた秘密の中でも特筆すべきは貯水槽だろう。東ローマ帝国の皇帝が、飲料水の貯水槽と、それを地上まで汲み上げる複雑なシステムを建設させたのだ。

 地下宮殿とも称されるバシリカ・シスタンは中でも有名なもので、世界遺産アヤソフィアからほど近い場所にある。6世紀にまで遡ることができるこの貯水槽はカテドラルほどの大きさを誇り、336本の大理石の円柱を備え、78,000m3の水を貯めることが可能だ。一般公開されているバシリカ・シスタンであるが、調査は現在も続いている。専門家によれば、イスタンブールの地下にはまだまだ古代の遺跡が眠っているらしい。





9. イギリス、ブリストル


 イングランド南西の都市ブリストルの地下トンネルには古い伝説が残されている。悪名高き海賊黒ひげのアジトだったことがあり、密輸に利用された天然の洞窟を介して港まで繋がっているらしいのだ。

 そうした伝説のほかにも、都市の冒険コミュニティの間では、ベドミンスター郊外の地下に広がるマラゴ雨水管、通称”ドレッドノート・ドレイン”などをはじめとする広大な雨水管網で有名だ。ドレッドノートが建設されたのは1968年のベドミンスターの洪水の直後だ。当時、嵐の影響でマラゴ川が氾濫し、南部に大きな被害が出た。1971~74年にかけて建設された巨大な地下トンネルは全長約3kmあり、エイボン川に繋がっている。







10. オーストラリア、メルボルン


 総延長1,600kmの雨水管を地下に隠し持つメルボルンが、世界で最も悪名高い都市冒険家コミュニティ誕生の地となったのは、自然の成り行きだったのかもしれない。地元の10代の若者3人によって1986年に設立された”ケーブ・クラン”は、以降オーストラリアの主要都市全てで活動している。

 同グループはメルボルンだけでも、100以上の排水溝網を探索し、記録し、命名した。有名なものには、危険な”メイズ・ドレイン”(上)や、即席クラブハウスとなった”ANZACドレイン”(下)がある。

 一応は立ち入り禁止となっており、約230万円の罰金を科すとの標識も掲げられているが、法的な対応がとられることは滅多にない。むしろ、侵入者は中を徘徊する生物に注意したほうがいいだろう。暗く湿気に満ち、暖かい地下トンネルは、ヘビやクモなど不気味な生物の格好の住処なのだ。





via:urbanghostsmedia

☆行きたいところは一つもない、写真だけで十分じゃ!

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