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氷山がひっくり返ると、世にも美しい極上の青い宝石ができあがる。「ブルーアイスバーグ」(南極)

2015年02月02日 | 世界びっくりニュース
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 これが自然力ってやつか。深いブルーの巨大な宝石の山のようだ。これはブルーアイスバーグと呼ばれる転覆した氷山で、米サンフランシスコを拠点に活躍する写真家アレックス・コーネル氏が南極にて、180度ひっくり返って底部を露にした氷山を撮影したものだ。

 ”氷山の一角” の言葉通り、氷山はその90パーセントを海中の中に沈めたままだと言われている。転覆した氷山自体は特に珍しいものではないが、鮮やかなブルーの陰影を湛えた姿は滅多にお目にかかれないだろう。

 コーネル氏が撮影した氷山は南極半島の入り江シエルバ・コーブで遭遇したもので、昨年12月の写真撮影旅行中に偶然出会った。

 南極半島の入り江シエルバ・コーブで発見した転覆した氷山。
 鮮やかなブルーを湛える。






「南極で無数の氷山を目撃しましたが、どれもよく写真にあるような白いものばかりでした。これ以外のものは、全体に空気の泡があり、水が流れ出していました。青い氷山はまるで異星人が作った人工物の様ですね」。とコーネル氏は語る。

 タスマニアにある南極気候生態系共同研究センター(Antarctic Climate & Ecosystems Co-operative Research Center)の海洋氷河学者ヤン・リーザー(Jan Lieser)博士によれば、コーネル氏の作品が捉えた通常なら海底の奥深くに沈んでいるはずの氷山の底部には、空気がほとんど含まれていないという。





 この氷河氷は陸の上で蓄積したものです。雪が積もったことで、底の部分に圧力が加わり、空気が搾り出されたのでしょう」とリーザー博士。氷山に空気が含まれているほど、その色は白くなるそうだ。

 氷山が氷棚から崩れ落ちたとき、普通は「周囲の環境と静力学的平衡にあります」と同博士は説明する。これは氷山の10分の1が海面の上に残り、残りの10分の9は海面下に沈むことを意味している。そして、海中では氷山が溶け始めるため、徐々にバランスが崩れて、どこかの時点で上下が逆さまになるそうだ。

 しっかりと上を向いたシエルバ・コーブの氷山。
 全体が白で覆われている。


 氷山の大きさにもよるが、小型船なら転覆させることもあるほどの津波を起こすこともある。リーザー博士によれば、今回の氷山の年齢までは特定できないそうだ。それでも数万年か、場合によっては数十万年は経っている可能性があるという。

 コーネル氏のように、1年に1度程度の頻度で南極を訪れるような人物が珍しい青い氷山を見られたのは、幸運としか言いようがないそうだ。かく言うリーザー博士も、転覆して美しい緑を披露する氷山を目撃したことがあるそうで、これを翡翠氷山と呼んでいる。しかし、これは全く異なる形成の道筋を辿っているらしい。

 「氷山は一生その色を変えません。この氷山もまたひっくり返ったりしない限りは、海に溶けてしまうまで青いままでしょう。」とリーザー博士。

氷山の転覆をとらえた映像

Iceberg flipping over...

今回の撮影はは、キャノン5D Mark IIと16-35mm F2.8レンズが使用されている。これを切り替えつつ、上陸時には100-400mmを利用したそうだ。


The Alien in Antarctica: Rare 'BLUE BERG' images reveal what the underneath of an iceberg looks like

via:smh

☆本物の氷山なんて見たことないわい!ちなみに北極の上は飛行機で飛んだんだけどねぇ!!

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