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マイナスカロリー食品はほとんど存在しない?海外の食べ物に関する8つの俗説

2014年12月03日 | 世界びっくりニュース
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 海外、特にアメリカにおける食べ物にまつわる8つの俗説迷信が紹介されていた。例えば日本だと「ウナギと梅干を食べると消化に良くない」とかいう言い伝えがあるが、実際には、酸味が脂の消化を助けるため、味覚の面も含めて相性の良い食材である。

 日本人があまり聞いたこともないような食に関する俗説がでてくるので興味深い。

1.ターキー(七面鳥)を食べると眠くなる


 毎年、アメリカでは11月のサンクスギビングデー(感謝祭)に、ターキーの丸焼き、マッシュポテト、パンプキンパイなど、感謝祭の名にふさわしい大量の食べ物をワインやお酒を片手に、家族と一緒に楽しく食べる。

 そしてこの時期によく話題に上るのが「ターキーを食べると眠くなるよ」。というものだ。しかし、この話に科学的な根拠はない。確かにターキーには、アミノ酸トリプトファンという成分を含まれており、このトリプトファンは鎮痛、睡眠、精神の安定などの効果がある「セロトニン」「メラトニン」という脳内物質をつくる原料となる。トリプトファンも不眠症を緩和する役目を果たしている。

 しかし、ターキーに含まれるトリプトファンの量では、この効果は期待できない。事実、他の食肉とくらべても同等の量しか含まれていない。研究によると、一人分の七面鳥(約113グラム)に含まれているトリプトファンの量は350ミリグラムで、これは通常の眠りを誘発するには低すぎるそうだ。睡眠を促すなら500から1000ミリグラムのトリプトファンが必要となる。

 ターキーを食べて眠くなるのは、大切な人たちと一緒におなか一杯食べて、幸せな気分でくつろげるからなのかもしれない。また「ターキーを食べると眠くなる」。という暗示にかかっているのかもしれない。

2. 落ち込んだり、イライラした時に好きなものを食べるとホッとする


 恋人と別れた日やクタクタに疲れた日に、好きな食べ物を食べると、心が落ち着くことがあると思う。しかし、最近発刊されたHealth Psychologyという科学雑誌の研究結果によると、ホッとするのは食べ物の影響ではないそうだ。

 この研究では、100人に20分ほどの気分を害する映画を見てもらい、その後の気分を調査した。グループは3つに分けられ、1つのグループは各自、自分がホッとできる好きなものを食べ、2つめのグループはそれ以外のものを食べ、3つめのグループは何も食べなかったという。その結果、ホッとする食べ物を口にした人たちも、他の2つのグループもおなじ程度で気分がよくなったという。

 これによりホッとするかしないかは食べ物ではなく、時間の問題だという結果がでた。イライラしてドカ食いをするとホッとするのはただの時間の経過によるものなので、その後の体重増加でまた落ち込むのなら、水でもがぶ飲みするか、カロリー控えめなものを口にした方がよいかもしれない。

3. 飲み込んでしまったガムを消化するのに7年かかる


 胃腸科専門医であるデューク大学医学部教授のロージャー・リドル氏がアメリカの科学情報紙、Scientific Americanでこの俗説を否定した。「それほど長い間、胃腸にとどまるものなどない。あるとすれば、それは胃から排出できないほど巨大なものか、腸にくっついてしまうものだ」と語った。ガムのほとんどの成分が消化しにくいもので、消化吸収されることはないが、ちゃんとそのまま体外に排出されるそうだ。ただ、のどに詰まったりしたら危ないから、飲み込むことはしないほうがよい。

4. セロリを食べるとカロリーを消費できる


 マイナスカロリー食品をご存知だろうか?人間の体は食べ物を消化、吸収するのにもカロリーを使うという。その消費カロリー量が、食べ物のカロリーより上回る食品をマイナスカロリー食品という。特にセロリはマイナスカロリー食品として有名だ。はたして本当にセロリはマイナスカロリー食品なのだろうか?セロリのカロリーは、大きな束で10kcalほどだ。そして、アラマバ大学の栄養科学部のティム・ガーヴィー博士はBBCで、「実際の消費に必要なのは2kcalほど、マイナスカロリー食品などない」と語った。

 ちなみにこんにゃくは、おでんに使う三角形のもので2.5kcalだ。乾燥カットわかめは2グラムで3kcal、ブロッコリーは中サイズ1切れで3kcal。消費に2kcalしか使わないのなら、マイナスカロリー食品はほとんど存在しないことになる。まあでも腹持ちは良いしお通じも良くなるのでダイエットフードであることは確かだが。

5. ベジタリアン(菜食主義者)は必要なたんぱく質がとれない


 ベジタリアンの人が最も多く聞かれるのが、「肉を食べずにどうやってタンパク質を摂取するのか?」という質問らしい。米国の疾病対策予防センターによると、成人女性の必要なタンパク質の量は一日46gで、男性の場合は56gだという。ほぼ全てのアメリカ人は必要量より多くの量を摂取しているという。

 タンパク質を含む食品は肉だけではない。また、植物性食物を組み合わせて完全タンパク質を取る必要もない。大切なのは、いろんな種類の食べ物をバランスよく取ること。「これまでの研究で、さまざまな種類の植物性食物だけでも必須アミノ酸は十分摂取できることが分かっている」と、アメリカ栄養士協会が発行している雑誌には書いてある。

6. 乳製品は骨に最適


日本でも広く浸透している「牛乳信仰」。カルシウムをとるなら牛乳を飲め、と子どもの頃から聞かされ、給食では必ず牛乳が出てた。多くの人が牛乳を飲むことは、骨にとってとても良いことだと信じている。確かに骨粗しょう症などの予防にはカルシウムは欠かせないが、牛乳だけがカルシウムを摂取する唯一の手段ではない。

 事実、アブラナ科の野菜であるケールのほうが、わずかだが牛乳より多くのカルシウムを含んでいるし、ほうれん草もほぼ同じ量のカルシウムを含んでいる。つまり、葉っぱもの、豆腐、ドライフルーツなど、牛乳以外にもカルシウムを豊富に含んでいる食品は多数ある。さらに、カルシウムを体内に吸収するには、他の食物から摂取できたり、日光浴により作られるビタミンDの存在も必要となるのだ。

 丈夫な骨を維持したいのなら、しっかりした食事とともに、定期的な運動をすることだ。特に、体重負荷運動や抵抗運動は、骨の密度を高めたり、骨粗しょう症の予防に効果的な運動といえる。

7. 子どもに砂糖を与えすぎると興奮状態になる


 子供に与える砂糖の量を制限する理由はいくつもある。しかし、砂糖の与え過ぎが子供の異常行動の原因になるということはない。これまで、子供の異常行動と砂糖の量の因果関係を調べる研究は数多く行われてきたが、どの研究結果も、両者の関係を結びつけることができなかったという。

 科学者たちは、砂糖を与えられた子供と、与えられていない子供の間になんら関係性を見いだせなかった。別の実験では、親の思い込みが原因という研究結果もでた。親には砂糖入り飲料を子供たちに与えたと告げ、実際には砂糖抜きの飲料を子供たちに与えた結果、親は子供たちがいつもより興奮状態になっている、と答えたという。

8. アルコール成分は全て蒸発する


 料理にお酒やブランデーなどを入れることがあるが、これらのアルコール分はすべて蒸発してしまうと考えている人が多いようだ。しかし、アメリカ栄養士協会によると、料理でアルコールはある程度消えるが完全になくなることはないという。

 1992年に行われた実験では、ブランデー・アレクサンダー・パイ(コニャック、クリーム、チョコを使ったパイ)からポット・ロースト(鍋で蒸し焼きにしたローストビーフ)にわたる6つの料理を作り、残ったアルコール量を計った。その結果、4から85パーセントのアルコールが料理後の食べ物に残っていたそうだ。

via:buzzfeed

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