
かつての東ドイツ、デッサウは、鉱業が盛んであり工業都市として栄えていた。ご多分に漏れず、ここにもエネルギー転換の波が訪れ、鉱業は衰退。そこに残されたのは旧世代に活躍した、世界最大級の露天採掘用掘削機、バケットホイールエクスカベーターだった。
一旦は永遠の眠りについた5基の掘削機だったが、この地域を再生させる為再び立ち上がった。バウハウスデッサウ財団が「フェロポリス」プロジェクトの一環として、これらの掘削機を野外に展示されることとなった。
野外産業博物館「フェロポリス」MAP

巨大な眠れるモンスターたち









環境や自然の問題を考えるシンボルとして、そこに鎮座する5基の掘削機は、劇場・アート・イベント空間の中に鎮座し、今では多数の観光客がこの地を訪れるようになったという。
時には映画のセットとしても使用されている。
☆ここ行ってみてぇ~!