人工的に削り出された石材が積みあがっているような光景ですが、自然に出来たものだそうです。
トルコの東側にあるアルメニア共和国の"Garni gorge"という岩壁なのですが、いったいどういうものなのか、写真をご覧ください。
見れば見るほど自然のものとは信じられませんが、柱状節理と言って、マグマが冷却したり地殻変動の際に出来るそうです。
すだれのようになっていますが、溶岩が垂れ落ちる直前に凝固したのでしょうか。
真下に立つと押し潰されそうなすごい迫力。
柱状節理で有名なものに、米国のデビルズ・タワー国定公園や久米島町奥武島の畳石などがあるそうです。奥武島の畳石は2007年に日本の地質百選に選ばれました。
これがデビルズ・タワー。どこかで見たような造形だと思ったら、映画「未知との遭遇」でUFOが降りてくるあの岩山だそうです。SFXシーンでは、より縦長にしてあるのだとか。
こうしてみると、巨大な木材置き場にしか見えませんね…。
六角柱状のものが多いが、五角柱状や四角柱状のものもある。玄武岩質の岩石によく見られ、マグマの冷却面と垂直に発達する。
(Wikipedia:柱状節理)
結晶のように綺麗な幾何学模様。
知らずに見つけたら、高度な古代文明か宇宙人のしわざだと興奮してしまいそうです。
他の写真は以下のサイトからどうぞ。
Damn Cool Pics: The Garni Gorge
☆始めて見た人びびったやろなぁ!