保健福祉の現場から

感じるままに

今冬も同時流行か

2024年09月11日 | Weblog
R6.9.10中日「インフルエンザで岐阜県内今季初の学級閉鎖 可児の帷子小学校」(https://www.chunichi.co.jp/article/956114?rct=gifu)が目にとまった。先週もR6.9.3読売「インフルエンザの感染者相次ぎ、川崎市の小学校で学級閉鎖…児童32人のうち11人が発熱など」(https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20240903-OYT1T50056/)が出ていた。感染症疫学センター(https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html)の「IDWR速報データ」(https://www.niid.go.jp/niid/ja/data.html)の「定点把握疾患(週報告)、報告数、定点当たり報告数、都道府県別」 、NHK「感染症情報と医療・健康情報」(https://www3.nhk.or.jp/news/special/medical/)の「約20種類の感染症データ・情報」(https://www3.nhk.or.jp/news/special/infection/dashboard/)でのインフルエンザの「感染症状況マップ」では沖縄県でインフルエンザが多い。インフルエンザがみられる理由として、コロナとの同時検査も挙げられるかもしれない。なお、「新型コロナウイルス感染症に関する令和6年4月以降の対応について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/00003.html)のR6.3.5「新型コロナウイルス感染症 令和6年4月からの治療薬の費用」(https://www.mhlw.go.jp/content/001219096.pdf)について、R6.6.14共同「新型コロナ治療薬、処方率低下 4月以降の負担増が影響か」(https://www.47news.jp/11058894.html)の「公的支援が終わったことで、ゾコーバの場合、3割負担だと1万5千円程度の支払いが求められるようになった。ラゲブリオとパキロビッドの負担額は3万円近くとさらに高額だ。」の一方で、R6.3.8日刊ゲンダイ「【表付き】4月から新型コロナ治療薬の自己負担21万円の恐れも…受診の比重はむしろインフルが上」(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/337184)の「インフルエンザの薬代は、たとえば古くからある「タミフル」は5日分で2302円で、そのジェネリックは同1144円。重症化を予防する最新の「ラピアクタ」でも6331円で済む。3割負担は、それぞれ690円、343円、1899円」を比べると、コロナとインフルエンザの治療薬負担額には大きな違いがある 。おそらく、今冬も同時流行が避けられないかもしれないが、コロナとインフルエンザは感染症法の位置づけが同じでも医療現場では同じようには捉えられないように感じる。例えば、コロナの施設内集団感染でも予防投薬ができないであろう。
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