保健福祉の現場から

感じるままに

基礎疾患なし小児コロナ死亡

2024年07月25日 | Weblog
R6.7.25南日本新聞「「コロナの怖さ、忘れないで」…体調急変までわずか数十分、感染で命を落とした11歳児の両親が三回忌を前に当時を振り返る」(https://373news.com/_news/storyid/198607/)は令和4年7月のケースである。「(2023年4月版)新型コロナウイルス感染症の”いま”に関する11の知識」(https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf)p3「2022年7月6日から8月30日の死亡者数」では0~9歳10人、10代4人とあり、小児のコロナ死亡はオミクロン株でもみられている。R4.9.14「新型コロナウイルス感染後の20歳未満の死亡例に関する積極的疫学調査(第一報):2022年8月31日現在」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000990106.pdf)p4では「基礎疾患なし15例」の内訳が出ていた。R4.3.31「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.1版」」(https://www.mhlw.go.jp/content/000923423.pdf)にははっきり記されていないが、R4.10.5「新型コロナウイルス感染症 (COVID 19)診療の手引き・第8.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000997789.pdf)p21「小児においては,痙攣,意識障害などの神経症状や,嘔吐,経口摂取不良などの呼吸器症状以外の全身症状の出現にも注意を払う必要があり,また特に,発症後1週間の症状の経過観察が重要である」とあった。R4.4.28「令和4年1月以降の新型コロナウイルス感染症患者が自宅で死亡された事例を踏まえた自治体の対応について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000935372.pdf)の「自宅で死亡された事例を踏まえた取組事例について」では「健康観察の重点化」が記されていたが、R4.3.31「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第7.1版」」(https://www.mhlw.go.jp/content/000923423.pdf)p36「宿泊療養施設や自宅で療養・健康観察とする場合,体調不良となったらどのように医療機関 を受診したらよいか,あらかじめ患者に説明しておく.」が問われないとも限らない。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html)のR4.6.1「小児における新型コロナウイルス感染症の課題について(案)」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000945987.pdf)p5「入退院の判断などは保健所ではなく現場に委ねる方が、コロナだけではなくその他の重症例への対応が円滑になると思われる。」が積極的に打ち出されても良かったように感じる。さて、我が国では、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00424.html)のR4.8.2「限りある医療資源を有効活⽤するための医療機関受診及び救急⾞利⽤に関する4学会声明 〜新型コロナウイルスにかかったかも︖と思った時にどうすればよいのか〜」(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000972886.pdf)p1「症状が軽い場合は,65歳未満で基礎疾患や妊娠がなければ,あわてて検査や受診をする必要はありません.」と受診抑制が徹底して要請されてきたが、現在、R6.7.19TBS「「熱中症だと思ったらコロナ、その逆も」新型コロナウイルス第11波 KP.3流行 1万円以上の薬を「諦めます」の声 医師会長が警鐘」(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1304205) の状況が全国各地でみられるかもしれない。
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