保健福祉の現場から

感じるままに

移動とPCR検査の組み合わせ

2020年12月04日 | Weblog
12.4時事通信「2900円でPCR検査 新橋駅前に民間施設開業―新型コロナ」(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120400760&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit)。<以下引用>
<新型コロナウイルスのPCR検査を2900円(税別)で受けられる民間の検査センターが4日、東京・新橋駅前に開業した。完全予約制で、1日当たり最大780人を検査できる。個人向けのPCR検査は数万円かかることもあり、費用を大幅に抑えたのが特徴だ。手軽に検査できると予約が殺到している。検査は唾液を採取するだけで、所要時間は約3分。結果は翌日にメールで通知される。平日の営業時間は午前8時~午後9時。土日祝日も営業する。4日に来店した都内の40代女性は「値段が安かったので、帰省の前に受けてみようと思った」と話した。検査センターは住宅事業などを手掛ける木下グループ(東京)が設立した。グループ内に医療法人を持つ強みを生かし、低価格を実現した。今後、新宿の歌舞伎町など首都圏で6店舗に広げ、地方にも出店する計画だ。>

12.4NHK「小池都知事 Go Toトラベル「不要不急の外出控えては全世代に」」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201204/k10012746411000.html)。<以下引用>
<「Go Toトラベル」をめぐり、東京都の小池知事は、65歳以上の高齢者などに利用の自粛を呼びかけていることについて、「『不要不急の外出を控えて』ということは全世代に言えることだ」などと述べ、若い世代にも感染予防の取り組みを徹底してほしいと呼びかけました。都は、「Go Toトラベル」の都内発着の旅行について、65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に今月17日までの自粛を呼びかけています。小池知事は、4日の記者会見で「できれば、できるだけ『不要不急の外出を控えて』ということは、全世代に言えることだ」と述べました。そのうえで、都が酒を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請していることを挙げ、「基本的に世代を限ったものではない。『合わせ技』ですべての世代の皆さんに感染しない、感染させないということを徹底してほしい」と述べ、短期間で感染を抑え込むため、若い世代にも感染予防の取り組みを徹底してほしいと呼びかけました。さらに、営業時間短縮の要請が今月17日までとなっていることについて、「長々と続けていくつもりはなく、誰も望んでいない。短期集中で、これ以上の拡大を防ぐため引き続きの協力をお願いしたい」と述べ、予定どおり要請を終えられるよう都民に協力を呼びかけました。>

12.4FNN「帰省する人は約2週間前からが特に重要…新型コロナ感染対策 専門家「GoTo自粛は全年代に呼びかけを」」(https://www.fnn.jp/articles/-/115308)が目にとまった。11.30Web医事新報「【識者の眼】「Go Toに感染拡大のエビデンスはないのか」渡辺晋一」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15988)では「本来経済を回すためには、定期的なPCR検査をし、陰性の人で経済を回すべきであるが、今でも日本の人口当たりの検査数は世界でも非常に少ない。一方で、スポーツイベントでは、定期的なPCR検査をし、イベントを回している。」とある。8.7NHK「福島 平田村と古殿町 お盆で帰省の大学生などに無料でPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200807/k10012555321000.html)、8.11NHK「島での感染拡大防止へ「おがさわら丸」乗船客にPCR検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200811/k10012561841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_125)、9.14NHK「PCR検査付きの旅行プラン販売 栃木 宇都宮」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200914/k10012617101000.html)、10.19愛媛新聞「JAと八幡浜市、ミカンアルバイター確保支援 県外者全員 PCR実施へ」(https://ehime-np.co.jp/article/news202010190087)などが報じられていた。12.3NHK「米CDC 濃厚接触者の隔離期間 検査や症状により短縮可 指針変更」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201203/k10012743351000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_058)では「CDCは、旅行する場合は、出発の1日から3日前にウイルス検査を受けたうえで、旅行を終えた3日から5日後にも検査を受けることを推奨するガイドラインも新たに公表しました。」とあるが、我が国ではどうなのであろうか。仮に、「唾液検査」+「プール検査」+「全自動PCR検査装置」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/services1/)による効率的なPCR検査によって、検査料金を大幅に引き下げられれば、職場における定期的な集団PCR検査のほか、団体旅行やイベント等での検査証明も普及するかもしれない。9.25「新型コロナウイルス感染症対策分科会資料」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/corona10.pdf)p113「複数検体を混合して検査するプール方式を活用し、いつでも・どこでも・手軽にPCR検査を実施。」の実用化を急ぎたい。新型コロナウイルス感染症対策分科会の10.29「検査体制の基本的な考え・戦略(第2版)」(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/kensa_senryaku_13.pdf)のp6~「② b 無症状者 感染リスク及び検査前確率が低い場合」について、すでに、スポーツ界で定期的に行われていることを認識したい。7.3Web医事新報「【識者の眼】「日本の検査は世界標準か」渡辺晋一」(https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=15024)の「日本は一貫して世界標準のPCR検査に後ろ向きで、日本で開発された抗原検査には前向きである。」とあったが、日本政府は社会経済活動と検査を積極的にリンクさせても良いように感じる。そういえば、9.3NHK「大学内にPCR検査センター設置へ 京都産業大 学生ら対象に検査」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200903/k10012597561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016)で「検査費用は1回当たり1000円以内」、9.24NHK「唾液によるPCR検査受け付け 1回2000円 ソフトバンクグループ」(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200924/k10012633061000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_039)とあった。「全自動PCR検査装置」(https://brand.fujifilm.com/covid19/jp/services1/)を導入する医療機関も増えているであろう。11.24「新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を実施する検査機関が情報提供すべき事項の周知および協力依頼について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000698209.pdf)の「年内を目途に、検査機関の協力を経て、「新型コロナウイルス感染症に関する自費検査を提供する機関が利用者に情報提供すべき事項」を厚生労働省のホームページにおいてもオープンデータとして掲載予定である。」はどうなっているであろうか。
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