保健福祉の現場から

感じるままに

年間自殺者数3万人超

2011年01月08日 | Weblog
「民主党の自殺対策PTが初会合」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/31838.html)。

「民主 自殺対策作業チーム設置」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110108/k10013283761000.html)。<以下引用>
<民主党は、年間3万人を超える自殺者を減らすためには、政府・与党一体で取り組む必要があるとして、党内に作業チームを設置し、ことし3月ごろをめどに、対策強化の提言をまとめ、政府に働きかけることにしています。自殺対策を巡って、政府は、去年から、企業の決算期にあたり、毎年、自殺者が増える傾向にある3月を強化月間に指定するなど、対策の強化に乗り出しましたが、去年1年間の自殺者は、前の年より減ったものの3万1560人と、平成10年以降、13年連続で3万人を超えました。これを受けて、民主党は、政府・与党一体で対策に取り組む必要があるとして、自殺問題に詳しい柳澤光美参議院議員を座長に、党内に作業チームを設置することになりました。作業チームは、来週12日に初会合を開くことにしており、政府の担当者やNPO関係者からヒアリングを行って、従来の対策で、なぜ効果が上がらないのか問題点を検証することにしています。そのうえで、ことし3月ごろをめどに、対策強化の提言をまとめ、政府側に迅速な対応を働きかけることにしています。>

警察庁から昨年末の自殺者数速報値(http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H22_tsukibetsujisatsusya.pdf)が出ている。昨年は31,560人であり、自殺者数の年間3万人割り込みは持ち越しである。なお、自殺者数が対前年月を下回ったのは、平成21年の9月から平成22年の6月までの連続10ヵ月間で終了している。対前年で10月の山は下がったが、連続減少が昨年7月で途切れたのが大きかったように感じる。連続減少が「友愛」を掲げる前首相の期間とほぼ一致していたのは偶然か。

平成22年統計(警察庁発表)
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H22_tsukibetsujisatsusya.pdf
平成21年統計(警察庁発表)
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/220513_H21jisatsunogaiyou.pdf
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/h21jisatsusya.pdf
平成20年統計(警察庁発表)
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki81/210514_H20jisatsunogaiyou.pdf
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