保健福祉の現場から

感じるままに

健保組合

2009年01月31日 | Weblog
昨日、県内大企業の健康保険組合のベテラン担当者と話す機会があった。とにかく財政状況が大変とのことである。後期高齢者医療制度(http://www.ykk-kenpo.jp/sikumi/kouki-k/koukikourei.htm)に伴い、前期高齢者の加入人数の多い国民健康保険の財政支援として、若年者の加入の多い健康保険組合から、「前期高齢者納付金」で多額の負担が求められている(http://www.ykk-kenpo.jp/sikumi/zenki-k/zenkikourei.htm)という。また、廃案になったが、旧政管健保(協会けんぽ)の特例措置(http://blog.goo.ne.jp/miraikibou/e/647de28d147b7f577a71c317fffbac4c)に基づく健保組合による肩代わりも話題になった。国の施策に信頼がなくなっており、一体、国は健保組合の将来をどう考えているのか、との剣幕である。これはネット(http://www.kenporen.com/press/pdf/20081117191126-0.pdf)で知っていたが、これほどとは思わなかった。また、特定健診・保健指導制度について尋ねてみたところ、特定保健指導については様子見したいそうである。平成24年度までには何とか実施計画(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info03g-1.html)の目標値を達したいが、高齢者医療確保法(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/hoken83b.pdf)第百二十条2項によるペナルティを強く批判されていた。やはり、美辞麗句やお世辞、体面ばかりの会議や協議会などでは、本音はわからないのではないか、と感じたところである。
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