友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

今が最高、明日はもっと最高

2007年04月02日 18時24分35秒 | Weblog
 今日は朝から曇り空です。
 雨雲がかかっているのではなく、中国大陸から飛んできている黄砂が空を覆っているのです。写真も撮ってみましたがわかりますか?

 孫娘が2度目のインフルエンザに罹り、私は一日中彼女とお付き合いです。水泳の大好きな彼女は、春休みに入って毎朝6時30分に早朝練習に出かけ、夕方5時にも練習に出かけていました。金曜日の夜、プールのコーチから電話がかかり、38.5度の熱があると言うのです。翌日病院へ連れて行くと、インフルエンザA型ということでした。前回はタミフルで熱は急降下したのですが、今回はタミフルが使用できないということで、完治するまで時間がかかりそうです。

 運の悪いことに、日曜日は彼女が通っているピアノ教室の発表会でした。演奏する時間の少し前に会場に到着し、弾き終わったら帰っていきました。ピアノ演奏は熱のためか、変に力が入らず、まずまずだったと思います。ジジババ馬鹿な私たちは、ステーキとケーキを買って、ステーキは私が料理し「ご苦労様でした」とねぎらいました。孫娘は「おいしい!」と全部たいらげてくれました。私たちはステーキにはワインが一番と、結局また酒盛りをしてしまいました。

 そういえば、小学校の音楽集会で合唱のピアノ伴奏者を決めるオーディションの時も熱が出たことがあります。「運が悪い子」とカミさんは嘆きますが、この時、自分から先生に「もう一度チャンスをください」と申し出たそうです。不運が人を鍛えてくれると思えば、こんなにありがたい授業が受けられたのですから、嘆くよりも感謝すべきだと思います。

 彼女と一日中過ごし、選抜高校野球の準決勝の2試合を見ることができました。「野球は筋書きのないドラマ」と格好いいことを言ったのは長嶋茂雄さんですが、プロ野球を見るかぎりではそんな感動的な試合にはなかなか出会いません。しかし、高校野球は1試合1試合が真剣勝負のせいか、正しくドラマを見るようです。1球の配球、1つの動作が勝敗を決める時があります。投手の気力、打者の気力、捕球する選手の気力、この差が勝敗を決めているように思います。

 ここ一番という時、人はどれほど力を発揮できるか、それが人生の決め手かもしれません。それでも、ここ一番などと覚えのないままに淡々と生きている人もいますし、ここ一番ばかりの連続の人もいます。不運と思うことがあれば、それは幸運な授業と受け止め、まだまだこれから先に素敵なことが待っていると考えようと思います。今は最高、明日はもっと最高!
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