友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

何十年ぶりの再会とは思えなかった

2018年11月21日 17時24分48秒 | Weblog

  やっぱりみんな歳を取った。今ならとても考えられないが、当時は学校内でも時々懇親会が行われていた。業者が学校に来て、生ビールがジョッキで振舞われた。その時、13杯も飲んだ強者も昨夜は、両脇を抱えられても歩くのがやっとだった。店の前でタクシーを拾い、家まで行ってもらったが大丈夫だったかと心配していたら、先ほど電話で「昨日はありがとう」と言ってきた。

 午後6時から始めて、結局9時半過ぎになってしまった。大いに話し、大いに飲み、それぞれに満足してもらえたと思う。新任の7人のうちの1人が欠席だったが、当時、私たちのリーダーのような存在の先輩が参加してくれたので、7人は変わらずであった。先輩は体育教師で、教員チームでソフトボールの試合に備えて授業後に練習し、その後は角の酒屋で立ち飲みし、話がまとまればどこか繁華街の居酒屋まで出かけて行った。

 私がバットを振っていた時、先輩が「ボールがキャッチャーミットに収まるまでよく見て」と言う。指示通りしたらよく当たるようになった。小学校の時にそう教えて貰っていたら、もっとソフトボールが好きになっていたかも知れない。理論よりも根性が優先の時代だった。昨夜も話題になっていたが、当時は生徒に対してとても厳しく処分する高校だった。「厳しく処分を当たり前と思ってやって来たが、あれは教育の放棄だった」と悔やむ。

 伝統校だったからなのか、ユニークな先生が多かった。朝、居たのに下校時までどこかに雲隠れしていたとか、授業のない時間は喫茶店に居たとか、今では考えられないくらい自由にしていた。組合はあったが、助手の人たちは入れないというので、私は親睦のための「青年会」を提案し、20代までの若手でハイキングに行ったりした。「青年会」が恋のキューピット役にもなっていた。おおらかな青春時代を思い出し、話は尽きなかった。予定は早く決めておこうというので、来年は春に開くことになった。

 明日と明後日は娘たちのプレゼントで、金婚旅行に出かけるのでブログは休みます。


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