友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

コロナ禍は生活スタイルを変えてしまった

2022年05月09日 18時23分49秒 | Weblog

 大学生になった夏に、自動車の運転免許を取得したから、もう60年になる。免許証をもらった翌日、兄貴に命じられて店のハイエースを運転して材木を運んだ。乗用車とは感覚が違うので、はじめはおっかなびっくりだった。

 今日は我が家の乗用車の車検だった。先日の高齢者講習で、「万が一に備えて、ドライブレコーダーを取り付けておくといい」と言われたことを伝えて、セットしてもらった。免許証は2025年5月まで有効だが、次はもう返上した方が良いのかも知れない。

 車を運転していて不安なことは無いが、やはり夜間の運転は見難くなっているので、出来る限り運転はしない。高齢者の事故は、どこにも異常はなかったのに、その時に限ってアクセルとブレーキを踏み間違えたとか、咄嗟の判断が出来なかったとかが多い。

 警察は出来るだけ高齢者に免許を返納させたがっている。運転しなければ事故は起きないから、返上させるのが現実的であることは間違いない。私が暮らしているマンションの駐車場は、連休が終わっても車がそのまま駐車されている。

 以前の平日なら駐車場に車が並んでいることはなかった。しかし今、出勤する人は電車を利用するし、そもそも働く世代が少なくなった。子どもたちも巣立って行き、マンションは圧倒的に高齢化している。高齢の夫妻でも揃っていれば、ふたりで何とかやっていけるが、連れ合いを亡くしたひとり暮らしも増えている。

 最後の住処として、充実した日々が送れるようにするのはどうしたらよいか、仲良しの仲間で酒でも酌み交わしながら話す機会も無くなった。コロナ禍は生活スタイルを変えてしまった。


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