友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

森さん、二階さん、お辞めください。

2021年02月09日 17時11分47秒 | Weblog

 日本の国は面白いなと思う。日本以外の国で暮らしたことの無い私が言うのは論理矛盾だが、客観視して見ているところに面白いと感じている。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森会長の発言問題だ。

 「辞任すべき」と言う人がいる。菅首相は「国益にとって芳しくない」と述べたが、辞任については「私の判断する問題ではない」と言う。どこが進退を判断できるかというと、組織委員会だというが、組織委員会は森氏が辞任を口にした時、「とんでもない。みんな納得しない」と説得した(中日新聞)。

 「森氏に代わってやれる人はいない」と言う人までいる。いったいどういう組織なのかと思ってしまうが、日本の男社会の典型なのだ。上の者が下の者を可愛がって引き立て、下の者が恩義を感じて忠誠を尽くす。会議では上の人が決めたことを受け入れ、自分から発言はしない。

 東京女子医大では、感染して休業となった看護師には給与は支払わないそうだ。この大学病院には、組合は無いのだろうか。感染の恐怖の中で必死に医療に従事しているのに、どうしてこんな指示が張り出されるのだろう。

 「今は大変だけれど、感染防止に全集中し、みんなで乗り切ろう」と、呼びかけてくれるなら頑張れるのに全く逆効果だ。医療現場が大変なことを充分承知していながら、看護師不足をますます生み出すような大学の経営者こそが癌である。

 二階自民党幹事長は五輪ボランティアの辞退について、「静かになったら、考えもまた変わる」と述べて顰蹙を買った。しかし、こういう人たちが日本を動かしているのだ。どうしていつまでも変わらないのだろう。沈黙は賛同と指摘された。森さん、二階さん、お辞めください。


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