友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

今晩は岡崎城で花火が打ち上げられる

2023年08月05日 17時32分37秒 | Weblog

 猛暑の中、今晩はマンションの夏祭りが行われる。昨日、ハガキを出すために郵便局へ向かったが、中庭では炎天下の中で、祭りの舞台や出店の設営に多くの人が出ていた。もう私は、声をかけられても手伝いが出来ない。急ぎ足で通り抜けて来た。

 私の住むマンションは660戸あり、2千人ほどが暮らしている。先人たちは60年安保の体験者が多く、自治会が自ら管理するユートピアを思い描いていた。自らが子どもの頃に体験した地域の祭りを、住民が担い続けていくことを願った。

 そんな先輩たちの思いを受け継ぎ、私もコミューンつくりに努力してきた。けれど、やはり歳には勝てない。応援したい気持ちはあっても、身体がついていけない。カミさんはジムへ出かけて行ったが、私は朝からエアコンの効いた部屋でジッとしている。

 私が生まれ育った刈谷は、夏といえば万灯祭りだ。各町内が山車を引き、その前で武芸者などを形どった大きな提灯を担いで練り歩く。青森のねぶた祭りにも通じているが、担ぎ手はひとりで、いかに元気よく踊るかが見せどころだった。

 私は学区外から通学していたが、町内会の子ども会に所属するように言われ、家から近い町内会の子ども会に入れてもらった。笛や太鼓よりも興味があって、万灯を作っているところを学校帰りに見ていた。

 万灯祭りの日、万灯を担ぐ「兄ちゃん」からラムネをもらったり、山車に乗せてもらったりして、朝になるまで可愛がってもらった。疲れて果てて、子どもも若い衆もみんな道路に寝転んだが、ひんやりと冷たくて気持ちよかった。

 刈谷を離れてからは、万灯祭りを観ていない。何年か前の中学の時のクラス会で、万灯祭りの保存会の会長をしていると言う同級生に、「祭りの時に招待してくれよ」と頼んだのに、未だに音沙汰無い。

 今晩は、岡崎城で花火が打ち上げられる。懐かしいなー。


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