友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

男と女が愛し合う先にあるもの

2023年12月02日 17時56分21秒 | Weblog

 私は10代の頃から女性に対する憧れが強かった。多分、読んでいた小説の影響か、恋愛を神聖視していた。性的な欲望が無いわけではなかったのに、好きな女性と一緒に居ても、手を握ったことも無かった。

 大学生になって、中学からの友だちに誘われて、西浦温泉でブルーフィルムを観た。初めは興奮したけれど、直接の画面ばかり見せられて嫌気が刺した。挿入に至る、いやもっと言えば、愛を語り合う場面が欲しかった。

 ブルーフィルムのおかげで、あるいは悪友たちが持ち込んでくる、『夫婦生活』とか『性生活の知恵』とかで、SEXに対する予備知識は持っていたつもりだった。けれど、結婚しても2カ月間、挿入できなかった。

 女性を神聖なものと思っていたから、自分のものを押し入れることへの恐怖というか、罪悪感が先に立って、どうしても出来なかった。カミさんが、「焦らなくてもいいわよ」と言ってくれたその一言が救いだった。

 女性の身体は美しく神秘的だ。女性に憧れない男性はいないだろう。YAHOOニュースに、女優やモデルがミニスカート姿で出ていて、「太ももが美し過ぎる」とコメントが添えられているが、女性の太ももに悩殺されない男性はいないだろう。

 男性はこんなにも単純な存在だから、学識のある校長や教授でも女の子のスカートの中を盗撮したり、太ももに触ったりしてしまう。中には自分の娘にまで性行為を強いる父親もいる。「犬畜生にも劣る」という言葉もある。

 恋愛を神聖視し、愛し合う夢を追い求めていても、男と女が辿り着く先はSEXであることは間違いない。来年は80代になる私が、こんな結論を持ち出すのは可笑しいかも知れないが、どうだろうか。

 高校時代、小説家を目指していた中学からの友だちは今、どんな物語を書いているのだろう。友だちは惚れっぽく経験豊富で、洞察力にも秀でていた。友だちが書き貯めているという小説は、どんなテーマなのだろう。


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