「108日の休日
休日の始まりは2月末の寒い朝、突然訪れた。
事前に分かっておれば生活の工夫を惚けた頭で考えたものだが……。
部屋で静かに読書を楽しむ程度。これ程読んだことがないほど。ネット環境が整っていればアップできたのだが。とにかく、想定外の休日は終わった。また、下らないこと書き始めの報告」。
Facebookに友だちが退院したことを載せていた。やれやれ、とにもかくにもこれでよかった。コーヒータイムにしないかとメールをくれたのに、突然変更を告げたまま音沙汰ないから、「どうした?」とメールすれば、「入院」との返信しかなかった。
私たちも後期高齢者だから、いつ、何が起きても不思議ではない。読書家の彼にと本を3冊用意していたのに、渡すことが出来なかった。今度会う時に渡せばいいか、入院中はどんな本を読んでいたのか、いろいろ話は尽きないだろう。
今日も暑い。テレビはいつから梅雨明けかと論じていたが、明日の天気とこの先1週間くらいの天気予報が分かればそれでよいのではと私は思う。毎日あまりにもやることが無いと、天気予報もどうでもよい気になってくる。
北海道の農業高校の教師が、この3月まで同僚だった12歳年上の英語の女性教師を殺害した報道があった。英語の先生は凛としていていかにも利発そうな美人だ。「交際に疲れた」と男が供述していることから、女性教師の方が熱を上げていたのだろう。
それにしても、殺害することなく別れることは出来なかったのだろうか。人の命の尊さを生徒たちに教えてきた教師が、それではあまりにも無分別すぎる。既婚者であっても人を好きになることはある。けれど、なぜ人殺しで決着をつけなければならなかったのかは理解できない。
私の中学からの友だちは、10年以上付き合っていた16歳年下の女性がいた。その女性と出かけて行った名所や食事処をブログに載せていたが、ある時から全く登場しなくなった。どんな別れ方をしたのか聴いてみたいが、友だちから話してくれるのを待つことにしている。