カード会社から新しいカードが送られてきた。私は現金主義なのでカードを使ったことが無い。「カードは止めようかな」と言うと、カミさんが「あなたが亡くなった時、通帳から降ろすのは難しいけど、カードなら誰でも引き出せるから」と説得してきた。
確かに義父が亡くなった時、義母から「お父さんに成りすまして、お金を降ろして来て」と言われた。死亡が分かった段階で通帳のお金は凍結される。ところがカードの暗証番号を覚えていない。そこで銀行へ出かけて行き、「このカードでお金を降ろしたいんですが、暗証番号を忘れてしまって」と話した。
カードを見ていた女性職員は、「このカードは物を買う時に使うもので、お金を降ろすことは出来ません」と言う。「もう何年も使ったことがありませんし、使う予定もないのですが」と話すと、「それなら、この番号に電話して解約されたらいかがですか」と教えてくれる。
そこで今朝、電話をするとあっさり解約できた。年会費を支払い続けているのに、使用しないなら解約した方がいいと教えてもらって助かった。初めて通帳を作った時、進められてカード会員になったのだろうが、それがどういうものかも吟味しないとは本当にアホだ。
通帳からお金が引き出されていることがあると報道されていたが、私は自分の通帳を確認したことが無かったので、それもあって銀行へ出かけたが、引き落とされているのは家賃管理費、アフラック、住友生命、市の税金であることが確認できた。入金の年金と支出のバランスで通帳の残金が増えることは無いが、大きな支出が無ければ何とかなりそうだ。