友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

電話で勧誘

2015年10月27日 18時20分02秒 | Weblog

 「お困りのこと、悩みごとはありませんか」と、電話をかけてくる人がいる。悩みごとのない人はいないだろうが、どこの誰とも分からない人に悩みを打ち明ける人がいるのだろうか。「あなたがうまくいかないのは先祖の供養をしていないからです」ということも聞いた。誰だって先祖の供養を「これでもか」と言えるほど行ってはいない。人は誰も完璧ではないから、小さな瑕疵を突き付けられると動揺してしまう。

 「聖書の話をさせてください」と電話があった。私は子どもの頃から宗教の話が好きだ。勧誘に来た人に上がってもらって、長い時間話したこともある。聖書は中学・高校の6年間、聖書研究会を作って学んだので、意外によく覚えている。そのことを伝えると、「お邪魔しました」と電話を切られてしまった。彼は「不正が行われています」と言っていたから、神は公正であると伝えたかったのかも知れない。

 公正が公平というわけではないし、公平が平等というわけでもない。旧約聖書を読むと、神は随分酷いことをされる。人を創造された神なのに、人を皆殺しにされることもある。兄弟・親子で殺し合いをさせることもある。全てが神への信仰の証を示すためだ。キリスト教を認めていないイスラム教はユダヤ教と同じで、旧約聖書時代の神と民の関係を維持している。これだけ世界は狂ってきているのだから、一刻も早く世界に終焉を与えて欲しいと願うのは不信仰なのだろう。

 中国が南沙諸島に基地を造っているのを非難しているアメリカは、軍艦を12カイリの中へ入れた。中国軍は追尾し警告をしているという。領域を認めないとするアメリカは艦隊を編成して航海を繰り返すかも知れないし、中国も黙ってはいるわけにはいかないから艦隊を組んで排除にかかるかも知れない。発砲騒ぎとなる前に、オバマも習も妥協を見つけないと、脅しのつもりがとんでもないことになるだろう。「お困りのこと、悩みごとは?」と誰か、オバマと習に電話してくれないだろうか。

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