友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

不可解な行動はなぜか気になる

2011年01月14日 19時42分18秒 | Weblog
 菅内閣の改造人事が発表された。何の期待もなかったから、誰と誰が替わったのか気にもしなかった。友人らのブログを見ても誰も改造内閣に触れていない。菅直人首相としては思い切ったことをしたつもりなのだろうけれど、世間の受け止め方はそんなものだろう。参議院で問責決議を受けた馬渕澄夫国交相と岡崎トミ子国家公安委員長が退任となった。同じく問責決議を受けている仙谷由人官房長官を解任し、枝野幸男幹事長代理を起用した。問責閣僚を辞めさせない限り審議に応じないと言う野党の要求を呑み、予算案などを成立させるためだ。

 今日乗った電車の吊り広告には「小沢と菅『共倒れ』民主滅亡」の見出しが大きく書かれていた。菅さんは内閣改造で乗り切れると思っているから断行したのだろうけれど、まだまだ混迷は続くだろう。とりあえずは小手先だろうと、予算案を通してからだと民主党執行部は考えているのだろうが、民主党が生き残るためには原理原則に徹した方がいいと私は勝手に思っている。小沢さんのような自民党体質と決別しないことには、本当に国民が期待するような政党になってはいけないと思う。

 その電車に、2つの荷物を抱えた女性が、ドアの閉まる直前に滑り込んできた。そして、そのままヨロヨロと進んで、ペタリと座り込んでしまった。40代くらいの、実際はもっと若かったかも知れないが、ピンクのダウンを着ていた。座り込むなり、2つの荷物の整理を初めた。しかしそれが終わってチャックを閉めたのに起き上がる気配がない。40代かと思ったけれど、この仕草を見ると60代いやひょっとするともっと上かなと思いながら眺めていた。気持ちが悪くなって立ち上がることが出来ないのかもしれない。

 丁度その女性が座り込んだ左側は50代の紳士であったし、右側は大学生の男女がいた。大学生たちはこの女性を見ながら笑って話していたが、席を立つ様子はない。紳士の方は目をとじたまま動くことはなかった。女性が座り込んだのはこのどちらかに席を譲ってもらおうと考えていたのだろうか、そんな風に見ているとやがて次の駅に到着した。紳士は立ち上がり、黙って降りていった。だから当然、女性はそこに座るのだろうと思っていたが、そこからかなり離れた席へ駆け込むようにして座り込んだ。

 それからは車内が混み合ってきてその女性の様子を見ることは出来なかったけれど、いったいなぜ座り込み、どうして遠い席の方を選んだのだろうと疑問に思った。世の中にはいろんな人がいることは事実だけれど、不可解な行動をする人は何故か気になる。お酒を飲んで、ある時間帯が全く覚えていないと言う人がいる。私も大学生の時に3度もそんな経験をしたことがある。どうやって帰ってきたのか思い出せないのだ。「飲むと何も覚えていないんだよね」と言う人がいたけれど、それは女性にいたずらした時の言い訳だと思っていた。自分がそうなってみて始めて本当にそういうことがあると知った。

 不可解なだけならまだ許せるが、時には不愉快なことを、酔った席だからと、言ったりやったりする人もいる。こういう人とはお酒は飲みたくない。明日は誕生会で、いつも本当に楽しいお酒になる。人柄なのだろうなと思う。
コメント (1)
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