デンドロビウム・カスバートソニイ

つくば植物園の熱帯雨林温室で見かけた珍しい原種ランです。草丈に似合わず鮮やかな花がとても美しいランです。説明板によれば、ニューギニア原産で、「Dendrobium cuthbertsonii」と記されていました。図鑑を見るとニューギニアの高地(約1000m～3000m）に自生するようで、花の色も多種ありましたが、写真の花と同様のものには、’Moonshine'という名前が付けられていました。まさに熱帯の雨林で苔に覆われた岩場で見かけたら、月が輝いているようにも見えるのでしょうね。