季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ポマトカルパ・スピカタ(Pomatocalpa spicata)

2009-06-30 21:47:44 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。詳細な説明はまだなくて、東南アジア地域に分布し「Pomatocalpa spicata」とのみ記されていました。葡萄の房のような花がとても変わったランです。図鑑を見ると、中国南部、アッサム、アンダマン、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムなど東南アジアに広く分布しているようで、花の色も多彩であると記されていました。写真のような黄金色の花も綺麗ですね。「Fox Tail Orchid」とも呼ばれるそうです。写真は6月17日に撮影しました。
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Thunia marshalliana

2009-06-30 21:34:19 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。説明板もなく研究用の名札が付いているだけでした。写真のように葉がショウガのようで長くて大きく、花は大きめでとても美しい形と色をしています。顔を近づけるととてもよい香りがしていました。はじめて見ましたが、とても壮観なランです。図鑑を見ると、ミャンマー・タイ・中国南部地域に原生する常緑の地生ランのようです。1887年にH.G.Reichenbachによって当時のビルマで発見されたもののようです。写真は6月17日に撮影しました。
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ヒマラヤヤマボウシ(ヒマラヤ山法師)

2009-06-29 21:24:19 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中で初めて見かけました。枝の先端に薄黄緑色の4弁の花びら(実は苞です)をつけていました。公園等で見かける白い花とは違いやや黄緑が目立つ感じです。この花は時間とともに色が変化して、花の終わりごろには赤紫色が少し目立つようになるようです。写真でお分かりだと思いますが、葉の緑色が濃くて少し艶があるような感じがします。夏を過ぎる頃に丸いイチゴのような実をつけます。説明板によれば、ヒマラヤ地区原産で、「Cornus capitata」、ミズキ科、ミズキ属の常緑高木で、果実は食用になると記されていました。写真は開花した頃の6月17日に撮影しました。
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エンキクリア・ベルゼンシス

2009-06-29 15:31:19 | 趣味・季節の花
このランも熱帯雨林温室で展示されていました。エンキクリア属の3種を連続して掲載しましたので、比較して観てください。前の2種と花びらの概略の形状は似ているように思いますが、細部を見ると人の大の字のような形をした花びらで、先端はワインレッドのような変わった色をしています。唇弁は薄いピンク色に赤紫の模様が少し入っていますね。これも美しい原種ランです。説明板によれば、メキシコ~ホンジュラス辺りの山地に生育する着生ランで、学名は「Encyclia belizensis」と記されていました。写真は6月17日に撮影しました。
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エンキクリア・パンテラ

2009-06-29 15:22:09 | 趣味・季節の花
前掲のランと同じように熱帯山地雨林温室で展示されていました。この乱は、花びらに紫色の斑点があり変わっています。唇弁の先端付近に薄紅色や黄色があり、妖艶にも見えます。説明板によれば、メキシコ~グアテマラの比較的高標高の山地に分布する着生ランで、学名は「Encyclia panthera」、と記されていました。写真は6月17日に撮影しました。
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エンキクリア・タンペンシス

2009-06-29 15:14:34 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。5弁の黄緑色のくっきりした花弁が独特で正面に突き出た唇弁の存在感もあります。顔を近づけて見ると芳香がしました。説明によれば、フィロリダ・バハマ地域に分布し、「Encyclia tampensis」の着生ランです。写真は6月17日に撮影しました。
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ニッケイ(肉桂)

2009-06-28 17:37:17 | 趣味・季節の花
つくば植物園の観察路脇で咲いていました。近くを歩いているとほんのり芳香がして上を見ると薄い黄緑色をした写真のような花が咲いていました。あまり目立たない花ですが、別名をシナモンと呼ばれる有名な樹です。京都土産の「八つ橋」や、カレーのスパイスに使われているシナモンはこの樹の根からとれる「肉桂」から採取した成分が使われるようです。とても小さくて薄い黄緑色をした6弁の花が新しい枝の先端付近に咲いています。説明板によれば、準絶滅危惧(NT)に指定されており、中国南部原産で、「Cinnamomum sieboldii」、クスノキ科ニッケイ属の常緑高木です。樹皮、葉、根には薬効と芳香があり、薬用(健胃)や香料として使用されると記されていました。写真は6月17日に撮影しました。
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アリストロエメリア(アリストロメリア)

2009-06-28 10:51:09 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見かけました。最近多く見かける園芸種とは違って、花がやや小振り(直径2.5cmくらい)です。草丈は80cmくらいでした。写真のように友里のような感じで、花びらには黒紫色の斑点がありました。説明板にはチリ原産で、「Alstroemeria sp.」、ユリ科と記され、種名不詳とありました。最近多く見かける園芸用のアリストロメリアの原種かもしれません。小さくても凛として鮮やかさを保ち、印象深い花でした。写真は6月17日に撮影しました。
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ロベリア・スプレンデンス

2009-06-28 10:35:14 | 趣味・季節の花
写真のように目にも鮮やかな紅色の花です。つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。草丈は70cmくらいで、葉は細長くて緑が濃くて花が紅色ですから、まさにトロピカルな感じです。後方にみえる大きい葉は、バナナの葉です。説明板によれば、「Lobelia splendens」、キキョウ科と記されていました。メキシコ原産で湿った場所を好む多年草のようですが、夏場の高温多湿には弱いそうで、管理が難しいとか。それにしても印象深い花ですね。写真は6月17日に撮影しました。
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ベニギリソウ

2009-06-27 15:16:25 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室の中で見かけました。この植物も地面付近で咲いていましたが、葉も鮮やかで、観葉植物に良いと思いました。また独特の形をした紅色の花が鮮やかで目立ちます。説明板によれば、園芸品種で「Episcia cupreata 'Acajou'」、イワタバコ科、エスピシア属の多年草です。写真は6月17日に撮影しました。
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ケンペリア・ロスコエアナ

2009-06-27 14:59:55 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室の地面付近で咲いていました。濃い緑色の大きい葉に縞模様があり、その中心付近から花茎を出して小さいピンク色の4弁の花が咲いていました。説明板によれば、ミャンマー原産で、「Kaemmpferia roscoeana」、ショウガ科、ケンペリア属の多年草です。この植物から抽出された成分は、紫外線から皮膚を保護するための塗り薬や、皮膚化粧料として使用されるようです。写真のように葉にも模様があって観葉植物としても好まれるとか。写真は6月17日に撮影しました。
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スナバコノキ(砂箱の木)(Sand-box Tree)

2009-06-26 10:30:34 | 趣味・季節の花
つくば植物園のサバンナ温室で大きい木に花をつけていました。雄花と雌花があり、写真は雄花です。雌花は筒状の先端は紅赤の小さな花ですが、タイミング良く撮影できませんでした。面白い名前ですが、昔インクの吸い取り紙がなかった時代に、この植物の果実(未完熟のもの)を油で揚げて小さな穴をあけ、そこに砂を入れてスナバコのようにしてインクの吸い取りに使われたから、「Sand-box Tree(砂箱の木)」だと説明されていました。やや緑色をした太い幹には、一面に棘のような突起物があります。動物が登ってこない様に自己防護しているのでしょうか。詳しい説明書が置かれていました。雌花は紅赤の筒状の花で、先端がめくれるように反り返っているようです。果実もなっていましたが、丁度小振りの玉ねぎくらいの大きさで、薄緑色をして、縦に筋模様がありました。南アメリカ・中央アメリカ・西インド諸島に分布し、「Hura crepitans」、トウダイグサ科、フラ属の常緑高木のようです。この樹の樹液や果実は有毒で、原住民は毒矢にして、狩猟や魚とりをしたとか。とても珍しい樹です。写真は6月17日に撮影しました。
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ムラサキシキブ(紫式部)

2009-06-26 09:18:23 | 趣味・季節の花
つくば植物園の林縁で咲いていました。前掲の「オオムラサキシキブ」と比較してご覧ください。葉柄の付け根から花茎が少し伸びて上に向かって咲いています。葉は「オオムラサキシキブ」よりややほっそりしていますね。この樹は北海道から南西諸島にかけての広い地域の山地の林縁辺りに分布しています。秋が深まる頃に、鮮やかな紫色の実を付けますので、山を歩くと目につきます。似た紫色の実をつける「コムラサキ」があり、より美しい紫色の実をつけますので、庭植えや生け花などに使われて、「紫式部」と言って販売されています。でも・・・植物図鑑を見ると、これは「小紫(コムラサキ)」。写真が正真正銘の「ムラサキシキブ」・・ちょっと混乱してしまいますね。説明板によれば、「Callicarpa japonica」、クマツヅラ科、ムラサキシキブ属の落葉低木です。写真は6月17日に撮影しました。
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オオムラサキシキブ(大紫式部)

2009-06-26 09:02:07 | 趣味・季節の花
つくば植物園で見つけました。写真のように花は薄紫色で、咲き始めたばかりでした。葉や花序がムラサキシキブよりやや大きくて、秋の紫色の実も多くつくようです。もう少し開花するとより違いが分かるかもしれませんが、次に掲載する紫式部と比較してみてください。本州西南部~琉球・台湾辺りに分布し、林縁辺りで自生する樹のようです。説明板によれば、「Callicarpa japonica var. luxurians」、クマツヅラ科、ムラサキシキブ属の落葉低木です。写真は6月27日に撮影したものに更新しました。
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カワラマツバ(河原松葉)

2009-06-26 08:40:23 | 趣味・季節の花
つくば植物園の砂礫地の花壇で咲いていました。我が国の各地の河原の土手等で自生する多年草です。花はクリーム色をした極く小さいものが円錐花序を形成しています。枝いっぱいに咲いて写真のように一面が花のように見えます。草丈は70cmくらいで、葉が細くて松の葉のようであることから和名になったとされます。説明板によれば、「Galium verum var. asiaticum」、アカネ科、カワラマツバ属の多年草です。写真は6月17日に撮影しました。
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