季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ノウゼンカズラ(凌霄花) 

2007-06-29 19:04:05 | 趣味・季節の花
学名は「Campsis grandiflora」で、中国原産のノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉蔓性植物です。幹から気根を出して壁や他の木に巻き付いて上に伸びていきます。写真は近くの街路樹に巻き付いていたものを撮影しました。花は橙色または朱色のトロピカル風の花です。5弁の花がはじめは尖って見えますが、開花が進むほどに扁平になるくらいに反り返って咲いてきます。似た花にアメリカノウゼンカズラがありますが、花はもっとラッパ状に尖っていると思います。最近は園芸店でアメリカノウゼンカズラとの交配種が売られているようで、あちこちで庭に植えられているノウゼンカズラも花の色が鮮やかになっています。また花も長く尖っている気がします。暑い夏に青空を背景にして美しく咲くこの花を見るとなんだかトロピカルな気分になりますね。夏の到来を告げる花だと思います。
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セイジ

2007-06-27 08:17:34 | 趣味・季節の花
シソ科の多年草です。和名は「薬用サルビア」で、その名の通り、薬効があり、香りの良いハーブとしてさまざまな活用がされています。各種肉料理に使用したり、ハーブティーとして香りを楽しんだり、入浴剤にも添加されたりします。身体を活き活きさせたり、鎮静効果があったり、強壮効果があったりするようです。品種が多く、花の色も多彩ですが、青紫や赤色が綺麗ですね。写真は6月24日に道路沿いの花壇にあるものを撮影しました。
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キンギョソウ(金魚草)

2007-06-25 20:58:07 | 趣味・季節の花
学名は「Antirrhinum majus」で、地中海沿岸地域が原産のゴマノハグサ科の1年草です。秋に種を蒔く暖かい地方では冬から春にかけて咲きますが、寒い地方では、春蒔きで6月から8月頃に咲きます。花の形が金魚が水の中で泳いでいるように見えることから命名されたようです。茎の下のほうからどんどん上に咲いていきます。花の色は多彩で、赤、白、黄色、ピンク、二色のものなどがあります。花が終わると茶色い穂ができるので、花を見る場合は、摘むとまた花が咲いてくるそうです。写真は数年前に自宅の庭に咲いていたものです。
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アガパンサス

2007-06-25 13:37:17 | 趣味・季節の花
学名は「Agapanthus africanus」で、南アフリカが原産地のユリ科アガパンサス属の多年草です。茎が長く伸びてその先に淡白青色の綺麗な花をつけます。最近は園芸品種が多くなり、花の色も紫や白色のものも店頭で見かけます。強い植物で、歩道の脇で冬に寒くて枯れても春にはどっこい芽を出して、6月中旬頃から咲きます。写真は近所の歩道脇の庭に咲いていたものを6月24日に撮影しました。葉が君子蘭に似ていることから別名を「紫君子蘭」とも言うようです。また、英語名では「African Lily」とも言うと記述されていました。なるほどよーく見ると、ユリの花が全周に咲いているように見えますね。長く伸びた茎の先に上品に咲く様から「知的な装い」と言うすばらしい花言葉を与えられています。
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ネムノキ(合歓の木)

2007-06-24 21:37:59 | 趣味・季節の花
学名は「Albizia julibrissin」で、マメ科ネムノキ属の落葉高木です。東北以南の日本各地、朝鮮半島、中国の暖かい地方及びインド中東にも分布しています。和名の由来は、小葉が夜になると合わさるように閉じてしまうことから、眠る木と例えたもののようです。写真でお分かりのように先端が淡紅色の針状の雄べが特色の花です。秋には扁平で楕円形をした褐色の実がなります。砂礫が堆積したような場所を好んで育つため、河原などで見かけることがありますね。園芸用に公園や庭園にも植植栽されています。写真は6月24日に近くの運動公園で撮影しました。
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クララ(眩草)

2007-06-24 17:15:23 | 趣味・季節の花
学名は「Sophora flavescens」で、本州から九州にかけて山地の草原や河原に分布しています。マメ科クララ属の多年草です。別名は「クサエンジュ」とも言われます。この草は、美しい蝶である「オオルリシジミ」(http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/keitou/Ooruri.html)の幼虫が葉を食べて育つことで知られています。花は6月~7月頃に薄黄色の小さな花が集まって房状になっている総状花序を見ることが出来ます。写真は6月30日に牛久自然観察の森で撮影しました。和名の由来は、この草の根を噛むと眩暈がするほどに苦いことから来ているそうです。自生地が減少しており、そのためにオオルリシジミも激減して絶滅危惧種に指定されていると記述されています。牛久自然観察の森では、保護されて育っているようですから、美しい蝶も見られるかも知れませんね。興味ある方は管理センターで伺ってみてください。根は生薬にもなり、「苦参(くじん)」と呼ばれ、消炎、健胃効果などがあるとされます。花は写真でわかるようにマメ科特有の形状をしています。珍しい花です。
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ヤマモモが実りました

2007-06-24 16:31:22 | 趣味・季節の花
学名「Myrica rubra」で、ヤマモモ科ヤマモモ属、雌雄異株の常緑高木です。関東地域以南の暖地・沿岸地域に分布している他、中国や台湾、フィリピンにも分布していると言われています。公園等で植栽されており、夏の頃赤黒い実が成ります。子供の頃山に行って食べて舌が赤くなったことを覚えています。最近は品種改良されて栽培されているようで、美味しい実を地元の産直あたりで見かけることがあります。写真は近くの公園に植えられているものを6月24日に撮影しました。以前掲載した際お約束したとおり、雌木に実ったヤマモモを掲載します。赤い色から黒紫になった頃が食べごろでしょうか。もう少しですね。
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ベルガモット(モナルダ)

2007-06-24 12:12:14 | 趣味・季節の花
学名は「Monarda didyma」で、北米が原産のシソ科ヤグルマハッカ属のハーブです。別名を「松明草(タイマツソウ)」と言います。写真でお分かりのように松明の赤い炎が燃えているように見えますね。地中海原産のミカン科ミカン属の同名の木があります。ベルガモットの木は、果実から精油したものがオーデコロンとして使われたり、アロマテラピーに使用されています。柑橘系の香りが精神的に鎮静効果をもたらすようです。この香りに似た香りを持つ草であることから「ベルガモット」と命名されて、ハーブとして栽培する人もいます。ハーブのほうは「モナルダ」と呼んでミカン科の木と使い分けている人も多いようです。写真は6月23日に通りに面した花壇に咲いていたものを撮影しました。
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トレニア

2007-06-24 11:42:34 | 趣味・季節の花
学名は「Torenia」で、インドシナ地域が原産のゴマノハグサ科ツルウリクサ属の一年草(品種によっては多年草)です。別名を「夏菫(ナツスミレ)」または「花瓜草(ハナウリクサ)」と言うようです。6月頃から10月頃まで次々と咲く花で、紫色のほかに、ピンク、白色などもあります。今年苗を頂いて植えましたが、なかなか綺麗な花です。花が咲き終わると早めに摘み取ればまた花芽ができるようですから試してみます。暑い夏には白と青紫色の花が清涼感を与えてくれそうです。
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カワセミ

2007-06-24 10:49:04 | 趣味・季節の花
牛久自然観察の森で、池の中に群生するフトイを観察していましたら,幸運にもカワセミが飛来しました。警戒心の強い小鳥ですからなかなか撮影できないですが、水に飛び込んで小魚?を食べた直後、枯れ枝で一休みした瞬間です。望遠の能力が低いので詳細が撮影できませんでしたが、雰囲気を見てください。フトイの手前の枯れ枝で、首をあちこち振りながら警戒しています。
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アメリカヤマゴボウ(アメリカ山牛蒡)

2007-06-24 10:33:30 | 趣味・季節の花
学名は「Phytolacca americana」で、北米原産のヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草です。別名を「洋種山牛蒡」と言う帰化植物ですね。牛蒡と名がついていますが、食用の「山牛蒡」とはまったく異なる種で、特に根が有毒の草ですから注意しましょう。秋になると黒紫色の房状の実がなります。毒性があるからでしょうが小鳥が食べるのを見ませんね(小鳥は偉い!)。実をつぶしてインクの代わりにしたのでしょうか、英語では「Ink Berry」と言うようです。6月の中旬頃からあちこちの野原で咲き始めています。写真は近所の大学の構内で6月17日に撮影しました。牛久自然観察の森にも帰化植物のコーナーに説明が書いてありました。
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ひまわり(向日葵)

2007-06-23 22:29:36 | 趣味・季節の花
北アメリカが原産のキク科ヒマワリ属の一年草です。夏の代表的な花ですね。向日葵は、太陽の動きにあわせて花の方向を変える植物と子供の頃聞きました。実は蕾の頃まではそうらしいですが、開花した後は動きが鈍くなって必ずしも太陽を追えなくなり、東を向いているものが多くなるような気がします。今度観察してみてください。何故そうなるのでしょう? 
背の高いひまわりを使って迷路を作り、夏休みの子供たちの遊び場にして人気を集めているところもありますね。ひまわりの種は直接食用にされたり、食用油にして活用されたりしています。近年は自動車のエネルギー源としての用法も研究されています。綺麗な花を眺めた後は多くの活用法がある植物ですばらしいですね。
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カボチャ(南瓜)

2007-06-23 22:06:55 | 趣味・季節の花
ウリ科カボチャ属の食用にされる植物(野菜)の総称です。原産地は南北アメリカ地域で、どんどん改良が進んで品種が多くあります。果皮・果肉の色も品種によって異なり、英語名でもPumpkin(果皮が黄色いもの)というものとSquash(果皮が黄色い外のもの)に分けて表現する地方もあるようです。日本に栽培されているカボチャは大別すると、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャ(ズッキーニやそうめんカボチャなど)に分けられると記述されています。現在は殆どが西洋カボチャの品種であるようです。写真は茨城特産の江戸崎カボチャかも知れません。写真は6月23日に近くの農家の菜園で撮影しました。
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スイカ(西瓜)

2007-06-23 21:41:29 | 趣味・季節の花
小玉西瓜の花です。アフリカ熱帯地方が原産のウリ科スイカ属の蔓性一年草(野菜)です。マーケットでは各種スイカが店頭を賑わしていますが、花を見る人は少ないと思います。特に都市部に住む子供たちは見たことがない人が多いかもしれません。牛久自然観察の森にある菜園で咲いていました。露地物は、6~7月頃に花が咲き、7~8月頃に収穫します。暖かい地方ではもう少し早いかもしれません。マーケットでは、九州地方からどんどん産地が北上して行くのがわかりますね。スイカはみずみずしくて夏汗をかく時期には欠かせないですが、最近は西瓜の種子や皮の部分を上手く活用した調理が増えているようです。写真は6月23日に牛久自然観察の森の菜園で撮影しました。
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ギボウシ(擬宝珠)

2007-06-23 17:23:11 | 趣味・季節の花
ユリ科ギボウシ属の多年草の総称をギボウシと呼んでいます。学名は「Hosta spp.」で、日本の山野に自生して白、淡青色、淡紫色の綺麗な花を咲かせますが、朝咲いて夕方には萎む一日花です。かつて、シーボルトがオランダに持ち帰って西欧に広まり、品種改良が進んだと言われています。葉に斑入りのものがあり、我が国では古来観葉植物として楽しまれてきました。強い直射日光には弱いので、木陰など半日陰に地植えにしても育ちます。冬になると寒さで葉や茎は枯れますが、春になると芽が出て成長し、また花が楽しめます。写真は6月23日に近くの道端に咲いていたものを撮影しました。
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