季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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ムシャリンドウ(武佐竜胆)

2008-06-30 18:24:12 | 趣味・季節の花
つくば植物園で咲いていました。薄青紫色の筒状の花で、唇弁がやや白くて目立ちます。リンドウの花に少し似ていますが、説明を見ると種が違っていました。北海道や本州中部以北の山地や海岸付近の草原に分布していますが、絶滅危惧種であると記されていました。学名は「Dracocephalum argunense」、シソ科、ムシャリンドウ属の多年草です。和名の由来は、滋賀県武佐町付近で発見されたとの説がありますが、図鑑によっては武者竜胆と記されているものも多いです。大切に保護してもらいたいものです。写真は5月31日に撮影しました。
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ムサシノキスゲ

2008-06-30 07:47:05 | 趣味・季節の花
つくば植物園の林の中で咲いていました。写真のように黄色い色が鮮やかなキスゲで、ほんのりよい香りがしました。説明板によれば、学名は「Hemerocallis middendorffii var. musashiensis」、ユリ科、ワスレグサ属の多年草です。前掲のエゾカンゾウより橙色が少なく黄色が強いですね。図鑑によると、東京府中など武蔵野地域に自生し、ニッコウキスゲの仲間のようです。ニッコウキスゲは、亜高山帯の山に咲きますが、この植物は、平地部の比較的暖かいところに咲くのが特色と言われます。写真は5月31日に撮影しました。
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ハマボウフウ(浜防風)

2008-06-29 22:50:20 | 趣味・季節の花
つくば植物園の海岸生物のある砂地で咲いていました。地面を這うように草丈が短く、花は写真のように花茎に繊毛が生えており、ヤツデのような珍しい花の形(複散形花序)をしています。説明板によれば、わが国各地の海岸に自生しており、学名は「Glehnia littoralis」、セリ科、ボウフウ属の多年草です。この植物の根には薬効があり、解熱・鎮痛効果のある生薬としても知られています。正月に戴くお屠蘇にもこの成分が含まれるそうです。写真は5月31日に撮影しました。
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ノハナショウブ(野花菖蒲)

2008-06-29 22:38:16 | 趣味・季節の花
赤紫色が美しい花です。各地で花菖蒲が美しく咲き乱れる時期ですが、この原種と言われるものが、この「野花菖蒲」です。つくば植物園の小川のほとりで数株が咲いていました。説明によると、学名は「Iris ensata var. spontanea」、アヤメ科、アヤメ属の多年草です。図鑑によれば、この花は、北海道から九州までの湿原など広い地域に分布し、花茎はかなり高くなります。この植物は有毒成分を含むため、動物などに食べられることが無く、各地に残っています。写真は5月31日に撮影しました。
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ネジキ(捩木)

2008-06-29 11:44:34 | 趣味・季節の花
つくば植物園の低木林の周辺で咲いていました。枝に白い鈴状の花がぶら下がるように咲いています。可憐でとても美しい花ですね。雨にぬれて雫が花から滴るのも風情があります。説明板によれば、本州・四国・九州の各地に分布するほか、台湾・中国にも分布し、学名は「Lyonia ovalifolia var. elliptica」、ツツジ科、ネジキ属の落葉小高木です。図鑑によると、和名の由来は樹木の幹が捩れていることによるもののようです。アセビと近縁種であり、同様に有毒植物のようですから、食べたりしないように注意しないといけませんね。写真は5月31日に撮影しました。
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ニオイシュロラン(匂い棕櫚蘭)

2008-06-29 09:39:27 | 趣味・季節の花
つくば植物園の中央広場南側で咲いていました。葉の間から白い小さなが集まった穂状の花を咲かせていました。とてもよい香りがする樹で、つい香りに引き寄せられて撮影しました。説明板によれば、ニュージーランド原産で、学名は「Cordyline australis」、リュウゼツラン科、センネンボク属の常緑高木(わが国ではあまり樹高は高くならない)です。写真は5月31日に撮影しました。
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トリアシショウマ(鳥足升麻)

2008-06-28 19:43:03 | 趣味・季節の花
つくば植物園の林の中を流れる小川のほとりで咲いていました。白い小さな粟粒のような花が集まって穂状の花序を形成しています。葉が三枚で、鳥の足に似ているところからこの和名になったとする説があります。薄暗い小川のほとりでこの白い花を見ると妖艶にも見えます。説明によれば、学名は、「Astilbe thunbergii var. congesta」、ユキノシタ科、チダケサシ属の多年草です。図鑑を見ると我が国の中部地方以北に多く分布するようです。説明板には、筑波山に自生するとの印がついていました。5月31日に撮影しました。
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トビシマカンゾウ(飛島カンゾウ)

2008-06-28 16:46:30 | 趣味・季節の花
鮮やかな黄橙色が美しい花です。酒田市沖の日本海に浮かぶ飛島の海岸近くで発見された植物で、この和名があります。説明板によれば、学名は「Hemerocallis dumortieri var. exaltata」、ユリ科、ワスレグサ属の多年草です。図鑑を見ると、蕾や、根に薬効成分があるほか、若葉などは食用にもなると記されていました。写真は5月31日に撮影しました。
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ドッグローズ

2008-06-28 16:32:54 | 趣味・季節の花
つくば植物園のバラの花壇で見かけました。5弁の薄いピンク色の一重のバラです。夕方の小雨の中でしたが、香りも良く、近づくととても甘い香りがしました。説明板によれば、ヨーロッパ原産で、学名は「Rosa canina」、バラ科の落葉低木です。ヨーロッパで最も一般的な野ばらと言われる植物です。花の色はピンクのほかに白色があります。各種バラの接ぎ木の台座に使われることも多いとか。秋に赤い実がなりますが、これには薬効もあり、ローズヒップ(バラの実)生産用として栽培されており、ハーブティなどとしても楽しまれています。写真は5月31日に撮影しました。
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テイカカズラ(定家カズラ)

2008-06-28 11:45:15 | 趣味・季節の花
白い風車のような花です。つくば植物園の砂礫地近くの古木に巻きついて咲いていました。説明によれば、学名は「Trachelospermum asiaticum var. intermedium」、キョウチクトウ科、テイカカズラ属の常緑つる植物です。写真は5月31日に撮影しました。
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チョウセンニワフジ(朝鮮庭藤)

2008-06-28 11:38:16 | 趣味・季節の花
つくば植物園の園内入り口付近で咲いていました。紅紫色をしてマメ科の花らしい形をした美しい花です。説明板によれば、絶滅危惧種に指定されており、朝鮮半島、中国北部~東北部が原産で、学名は「Indigofera kirilowii」、マメ科、コマツナギ属の落葉低木です。図鑑によれば、わが国の九州北部地域にも分布するようです。写真は5月31日に撮影しました。
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チャボトウジュロ(矮鶏唐棕櫚)

2008-06-27 08:25:20 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室入り口付近の庭で咲いていました。棕櫚の花は珍しいので、掲載しました。シュロには大きく分けて和棕櫚と唐棕櫚があり、前者は葉が長くて先端が柔らかく折れ曲り、後者は葉柄も葉も短くて葉の先端が曲がらず切れたように見えるものがあります。この矮鶏唐棕櫚は、名前の通り、唐棕櫚より小ぶりで、樹高も低く、葉柄に独特の棘があります。別名「姫棕櫚」「ヨーロッパウチワヤシ」などともいえわれるようです。説明板によれば、地中海沿岸が原産で、学名は「Chamaerops humilis」、ヤシ科、チャボトウジュロ属の常緑低木です。写真は5月31日に撮影しました。
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スモークツリー

2008-06-26 16:24:57 | 趣味・季節の花
つくば植物園の入り口付近で樹全体がモヤッとしているように見えるほどに咲いています。別名を「ケムリノキ」という意味が分かるように思います。中国、ヨーロッパが原産で、学名は「Cotinus coggygria.」で、ウルシ科、コティヌス属の落葉高木です。雨にぬれた花もまた美しいと思いませんか? 写真は5月31日に撮影しました。
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スパティフィルム

2008-06-26 16:13:14 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いていました。白い仏炎苞がくっきりしていて、その中央に淡黄白色の棒状の花が咲いています。とても清楚な感じがする花で、園芸っは園芸店でも見かけます。説明によれば、熱帯アメリカ地域が原産で、学名は「Spathiphyllum sp.」、サトイモ科、スパティフィルム属の多年草です。写真は5月31日に撮影しました。
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サラセニア・レウコフィラ

2008-06-25 22:14:43 | 趣味・季節の花
前掲のサラセニア・ルブラに似ていますが、花がやや大きく開いているように見えます。捕虫嚢を持つ葉も赤褐色が強いですね。学名は「Sarracenia leucophylla」です。写真は5月31日に撮影しました。
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