つくば実験植物園で見つけました。本州から九州にかけての野原・河原などに自生する落葉の小低木です。植物園でも植えてから日が浅いのか地面に這うように横に広がっていますので、さかと思っていました。図鑑を見るとマメ科の木本であると記されています。写真のように薄赤紫色の花がとても可愛くてつい見とれてしまいます。「駒繋ぎ」との和名は、文字通り馬を繋いでもしっかりした根を持つことからとの説が多いようです。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園で初めて見ました。直径1.5㎝位の小さな花ですが、黄金色に輝いてとても美しい花でした。焦って撮影したため、ピントが合っていませんが、珍しいので掲載しました。来年また撮影できたら、写真を更新します。説明によれば、雌阿寒岳で発見された日本固有種であり、個体数が極めて少ないため、「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定して保護されています。和名は発見された場所の「雌阿寒」と黄金色に輝く梅の花のような形状を合わせて名づけられたようです。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園では、毎年美しいヤマユリが咲き楽しみにしています。ユリは年数が経つほどに花の数が増えるとか聞きますが、写真のヤマユリは、見るからに花の数が多く華やかです。年数が経った古株であるように思います。写真は7月15日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室入り口付近の花壇で毎年咲きます。薄青色の房状の花がとても印象的です。ヨーロッパ南部地域から西アジアにかけて分布するシソ科の落葉低木であると記されています。花後の果実には呼称に似た香りがあることから、香辛料としても使われるそうです。和名は葉の形が朝鮮人参に似ていることからつけられたようです。写真は7月15日に撮影しました。
土浦周辺の霞ヶ浦湖畔は広大な蓮田が広がっています。「レンコン」の有名な産地です。7月の初め頃から夏に大きな葉を広げてその間からは無く気を長く伸ばして咲くハスの花が美しい時期になりました。暑い夏を感ずる9月の中旬ころまで花が咲き続けます。9月に入って朝夕の気温が下がると、葉が黄色く枯れてきます。そしてレンコンの収穫が始まります。写真は7月7日に撮影した開花が始まった頃のハスの花です。
霞ヶ浦総合公園の花壇で咲いていました。日光周辺に多いことからの和名ですが、茨城県などでも低地型のニッコウキスゲを観察できます。6弁の美しい黄色い色をしており、霞ケ浦総合公園周辺にも少しですが咲いており、説明板が設置されていました。写真は7月10日に撮影しました。
霞ヶ浦総合公園の中で咲いていました。藤色の花もあり「藤なでしこ」と呼ばれたり、海岸付近に生育することから浜撫子と呼ばれたりします。濃い緑の光沢のある葉が特徴の一つです。写真は7月10日に撮影しました。
強い真夏の日差しを受けて咲くスイレンです。霞ケ浦総合公園の池の中で毎年美しく咲きます。前にも書きましたが、スイレンと蓮の違いを一目で区別する方法は・・・と聞かれることがあります。一番わかりやすいのは、写真にあるように水面に浮かぶ葉に切れ目があることです。ハスは水面から上に伸びた茎に切れ目のない大きな葉を付けています。写真は7月10日に撮影しました。
つくば実験植物園で今年から始まったダリアの多様性展示の中にありました。直径が6-7㎝位の白い美しい花です。ダリアは暑い夏の時期に咲く花としてのイメージがありますが、7-9月頃に咲いていますね。写真は7月7日に撮影しました。
つくば実験植物園の食の植物の多様性展示区画で今年も牛蒡の花が咲いていました。牛蒡は2年目以降に花を咲かせるとのことで、殆ど花を観ることは無い人が多いと思います。アザミのような形をした花ですね。写真は7月7日に撮影しました。
つくば実験植物園で秋の七草で有名な「オミナエシ」が開花しました。7月初旬に咲き始めるんですね。黄色い美しい花です。暑い夏を前に季節を先取りする植物も色準備していますね。8月末から9月頃には見ごろとなると思います。写真は7月7日に撮影しました。