つくば実験植物園の奥の森の観察路脇で毎年5月下旬頃から美しい濃い朱紅色の花が咲く「天城躑躅(アマギツツジ)」が満開を迎えていました。天城山周辺で自生している固有のツツジと言われ、つくば実験植物園では最も遅いツツジの花と言われています。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の池のほとりで「半夏生」の開花が始まっていました。「夏至」から11日目くらいの「半夏生」の時期に花を咲かせ、白い花の周りの葉も半分くらい白くなる興味深い植物です。6月の初めくらいから徐々に葉が白くなり始めます。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の野原で「柚香菊(ユウガギク)」が咲き始めていました。東北~近畿地方に欠けての山地の林縁や、草地に生育する日本固有の在来種の「野菊」です。花は淡い青紫色を帯びて、「ヨメナ」に似ています。新芽の頃の若葉は食用にもなると言われます。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で毎年初夏に「山桑(ヤマグワ)」の実を観ることが出来ます。今年も粒の大きい桑の実が熟しつつあることを確認することが出来ました。幼少の頃は、友達と里山へ出かけて口の中が黒く色がつくほど食べて遊んだものです。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で「山紫陽花(ヤマアジサイ)」がほぼ満開を迎えていました。東北地方以南部以西の山地の沢などに自生し、古くから日本庭園などに植えられている紫陽花。ガクアジサイに似ているが、全体に小ぶりで別名を「小額(コガク)」とも呼ばれるとのこと。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園には、森のあちこちで「紫式部(ムラサキシキブ)」を観察できます。写真は開花が始まった様子を撮影したものです。10月下旬頃になると枝先に小さな紫色の実が綺麗に見えます。写真は6月5日に撮影しました。
つくば実験植物園の観察路脇で「姫石榴(ヒメザクロ)」の花が咲き始めていました。石榴の矮性型と言われ、花も実も小さいですが、緑の葉を背景に咲く赤い八重の花は、とても綺麗です。石榴の実には薬効成分があると言われ、漢方などにも使われているようです。写真は6月5日に撮影しました。